ダライラマ法王様の著書「心を見つめる言葉」の中の言葉です。
「復習し合う社会は衰え、ゆるし合う社会は栄えます。」
実にシンプルでわかりやすい言葉です。
いろんな国を観察していくと、この原理原則の言葉に納得できるのではないでしょうか。
ただ、自分も含めてですが、この言葉をしっかり胸に落としている人はそう多くないように思います。
国というくくりを狭めて、自分の家庭内、町内、会社内にも当てはめてみると、この法則を忘れてしまい、お互い自分のために行動していることに気づきます。
ヘイトスピーチに対して考えてみてもこの言葉が当てはまります。
復讐心で訴えても、決して日本が繁栄していくようには思えません。
日本人は高い倫理観を持っているという誇りを持ってほしいです。
そうすれば、ヘイトスピーチは自分を貶める愚かなことだとわかるでしょう。
罰則を考えているということですが、こんな法整備をすると、またそれを利用して悪巧みする連中が増えてくると思いますから、
それよりも日本精神の誇りを蘇らせる教育方針に変えていくことが、
このヘイトスピーチ撲滅に繋がると思います。(ちょっと時間かかるかな)
パククネがヘイトスピーチを問題にすることに対して、日本では、
「韓国は国をあげてヘイトスピーチしてるじゃないか。おまえが言うな」
という人がたくさんおります。
ただ、そのようなお国柄だから繁栄出来ないわけですので、あちらのことなど、気にせず、自国のヘイトスピーチをなくしていけばいいと思います。
今年に台湾で起きたひまわり革命はとても秩序のとれたアットホームなデモだと聞きました。
学生たちがゴミ拾いや、交通整理を率先しておこなうような、
殺伐としてないデモだったそうです。
これこそが日本人の見習うべきデモ活動だと感心しました。
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