先月28日と29日の2日間、新疆ウイグル自治区で恐ろしいことが起こりました。
外では銃声と悲鳴が鳴り響き、外に出ただけで殺される。６歳の子供まで殺される。
イリハム・マハムティさんによれば2000人を軽く超え、3000人近くのウイグル人が虐殺されたとおっしゃっております。
中国の報道では、例のごとく、死者３７名。中３５名は漢民族
暴動を起こしたテロリスト５９人を中国側が殺害し２１４名を逮捕
今回は外国の報道を以前より増して厳しく排除したそうです。
中には一部正しい報道が発信されたが、中国は一人のウイグル人を捕まえ、「彼が嘘の情報を発信している」といって、逮捕されたそうです。
習近平は数か月前、対テロ戦争宣言をしましたが、これによって警察に過剰な権限を与えました。警察は相手が何もしていなくても、危険だと思えばその場で射殺しても構わない。
また、何の理由もなく家宅捜索することが許されている。勝手にいきなり入ってきます。
あるウイグル人の家に、警察が入ってくるのを拒み、扉に鍵を閉めて出てこないと、警察は扉をたたき壊して侵入してきた。それに怒って家の主人は警察ともみ合いになり、
警察は倒れた。それを見た外の警察が無差別発砲し、７歳の子供を含む５人の家族全員が殺された。この家族は５人全員テロリストと断定されてしまいます。
体を鍛える道具を持っていただけで逮捕。
コンピューターの中に宗教上の写真が入っていただけで逮捕され、
３～５年の実刑判決を受けます。
また、ラマダン期間中はは水すらも飲んではいけないというイスラムの断食の戒律がありますが、中国ではわざと水を飲ませようと働きかける。もし飲まなかったら、思想的に問題があるとして調べられてしまう。
例えば、今年のラマダンは学校の夏休み期間と重なっていましたが、金曜礼拝に行かないように学校に集まるように指示し、そこで水を配給する。もし、水を飲まなかったら、卒業証書をもらえないようにする。徹底的に宗教弾圧を行っています。
こんなこと絶対にに許されないです。こんなの本来ならば全世界のトップニュースですよ。
現代のホロコーストです。
対テロ戦争宣言とは？銃を持たず、武器は農機具ぐらいしか持たない相手をテロ集団呼ばわりし、銃も持っていない相手に対して戦争とは。おぞましい。