次は土佐日記・・・紀貫之
男もすなる日記といふものを、女もしてみむとて、するなり。
それの年の、師走の二十日あまり一日の日の、戌の時に門出す。
そのよし、いささかにものに書きつく。
男も書くという日記というものを、女も書いてみようと思って、書くのである。
承平4年の、12月の、21日の、午後8時頃に出発する。
国司の館からの出立の様子を、少しばかり紙に書き付ける。
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