

走ったり泳いだりと運動をして痩せても、どうしても解消しないのが、「ぽっこりおなか」。
体重が減っても、おなかのぽっこりが残ってしまうのはなぜ?
運動だけでは足りないのだろうか。
ダイエット外来のパイオニア的存在「渋谷DSクリニック銀座院」の平山桂子院長に聞いた。
「おなかの脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪とがあります。内臓脂肪がたまるような食生活や生活習慣がある場合、内臓脂肪をとらない限り、その分はへこみません」
また、おなかの皮下脂肪は腹筋の上にのっている。
腹筋は非常に薄く、骨格で囲われている部位ではないため、腹筋が弱ってくると、外に出やすいという性質があるのだそうだ。
「おなかに脂肪がたまりやすいのは、中にある臓器を守るクッションとしての役割もあるからです。ただし、腹筋は薄いので、腹筋を鍛えていないと、容易に内臓に押し出されておなかが出てしまうんですよ」
本来、臓器を守るために必要なおなかの脂肪。
そう考えると、ぽっこりおなかが、なかなか解消しないのも無理のないことなのかもしれないが、やっぱり気になる…。
では、脂肪を落とす運動と、筋肉をつける運動は別なのだろうか。
「腹筋だけをやる場合、腹筋は有酸素運動ではないため、脂肪の燃焼はなかなか起こりにくいんです。効率よく運動するためには、有酸素運動+腹筋をすると、腹筋はつくし、脂肪も燃焼すると思いますよ」
ただし、腹筋である程度のテンションをかけながら有酸素運動するのは、なかなか難しそう。
間違ったやり方で、腰を痛めるなどすると、かえって姿勢が悪くなり、さらにおなかに脂肪がつきやすくなる場合も考えられると言う。
「腹筋といっても、横になって起き上がるような、いわゆる『腹筋運動』をしなくても、腹筋は鍛えられると思います。例えば、犬と散歩するときに常におなかに力を入れてリードを引っ張るのと、ただリードをダラッと持っているのでは全然違います」
2013/08/31
