
中国大手検索サイト「百度」の掲示板に「なぜ“日本の憲法改正=わが国への宣戦布告”と決めつけるのか」というスレッドが立てられた。
スレ主は日本の憲法改正を取り上げた国営テレビ番組を視聴したという。
スレ主と一緒に視聴したお年寄りは「憲法改正=軍国主義=中国侵略」と受け取ったようだが、スレ主は「中国は他国の政治を批判してばかり」と、中国政府が自画自賛と他国批判に明け暮れていることに落胆したようだ。
スレ主の主張に対して、ほとんどのユーザーが中国国営テレビによる洗脳を危惧する声をあげ、「外国による中国批判は多いが、国内ではほとんど報道されていないだけ。
肝心な言葉がカットされ、ドキュメンタリー番組がSFになる」という批判があった。
確かに中国でもNHKや英BBCをはじめとする大手放送局の番組を視聴することができるが、中国共産党にとって都合の悪い報道はすべてカットされる。
2010年1月31日、NHKが日中歴史共同研究について報道したの海外向け放送では、数秒にわたって画面が真っ黒になったほか、BBCは中国でスクランブル電波による妨害を受けていると報じた。
また、「わが国営テレビでは、よく日本の教科書を取り上げて批判するが、実際には事実のねつ造や侵略の美化など、戦争を美化した教科書の使用率はわずか0.3%に過ぎない」と指摘するユーザーもいた。
中国でも共産党の極端な姿勢を理解している人も多いようだ。
また、「国営テレビにやられた子どもがまた1人…でまかせばかり報道しているからな。いかに日本を悪く言っているかがよく分かった」というコメントもあり、やはり中国政府のプロパガンダを理解している人もいた。
中国が情報統制を行っていることは広く知られており、ネット上の情報もすべて検閲の対象となる。
また、海外のインターネットサイトへの接続にも制限があり、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアはアクセス不可能だ。
だが、海外サイトへのアクセスにおいては抜け穴もあり、中国国内からFacebookにアクセスするユーザーも少なくない。
2013/08/31
[Yahoo!NEWS(レコチャ)]