
米サンフランシスコで起きたアシアナ航空機事故で韓国紙、中央日報は10日、同機の操縦室の補助席に座っていた交代要員の副機長が、高度約300メートルまで下がった時点でも機体が急角度で降下していたため機長らに数回警告したが、機長らから返事がなかったと説明していると報じた。
同紙は、警告は着陸失敗の54秒前ごろだったとしている。
事故原因の調査に当たる米運輸安全委員会(NTSB)によると、機長らは着陸失敗の7秒前に速度を上げようとしたとされるが、より早い段階で異常を認識していた可能性もある。
交代要員の副機長は操縦席の後ろに座っていたといい、同紙はパイロット間の意思疎通が円滑でなかった可能性を指摘した。
韓国国土交通省は10日、NTSBに対し、発表する調査内容を韓国調査団に事前通知し米韓同時に発表するよう提案した。
NTSBの発表を基に米メディアが韓国人パイロットの操縦ミスが原因との見方を強めていることに韓国で懸念が高まっている。
2013.7.10
[サンフランシスコ:共同]