

南米ベネズエラのマドゥロ大統領は5日、米当局から訴追されている中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)の亡命を受け入れると表明した。
マドゥロ大統領はテレビ演説で「彼は(CIAの活動について)真実を語ったまでだ」と述べた上で、「人道的観点から、亡命を認めることを決めた」と語った。
大統領は「(米国の)戦争計画を糾弾する若い男性と、アサド氏というシリアの正統な大統領に敵対する反体制派に武器を流す米政府のどちらに罪があるのか」とも述べるなど、米国を強く批判した。
マドゥロ大統領は受け入れを表明したとはいえ、ベネズエラ渡航に必要な書類の発行など、亡命受け入れに向けた具合的な動きについては述べておらず、事態が進展するかどうかは不透明だ。
また、ニカラグアのオルテガ大統領も同日、「状況が許せば、喜んで亡命を受け入れる」と語った。
内部告発サイト「ウィキリークス」によると、スノーデン容疑者は26カ国に亡命を申請。
ドイツやブラジルなどが受け入れを拒否する中、ボリビアやエクアドルなどは受け入れに前向きな姿勢を示している。
2013.7.6
[ニューヨーク:時事]