イギリス:イランには落ち着いて核爆弾を作らせよ | already read‐news。ο

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世界の国々は、もしイランが核兵器を所有せず、それを製造する最小限の可能性さえ持たないと確信できれば、中東は、はるかに安全な場所になるだろうと考えている。
しかし英国の新聞「インディペンデント」のピーター・ポパム評論員は「実際は、全く逆だ」と主張している。

以下彼の論文を抜粋してお伝えする。

世界の状況は、遅かれ早かれイランは軍事紛争に巻き込まれるだろうという方向に動いている。
それを避ける方法はただ一つ、核抑止の手段をイラン自身が持つ事だ。
金正日氏やカダフィ氏といった支配者は、個人的な経験から、核兵器製造に向かう事だけが、米国やその同盟国が自国を崩壊させるのを妨げ、みじめな最期を遂げる事のない唯一の方法だと確信していた。
現代における核武装は、中世都市の城壁のようなものである。

20年前に冷戦は終わり、ブッシュ大統領は「新世界秩序」なるものを口にした。
ロシア人達はゲームの外に出てしまい、今や米国は自由に世界を作り変える事ができるようになり、軍事侵攻のための大義名分の必要性さえ取り消してしまった。

こうした政策の結果を、我々は今日、崩壊しつつあるアフガニスタンやイラク、リビアに見る事ができる。
シリアも同様の方向に進んでおり、欧米のリーダー達は、今のところ、そうしたプロセスを加速化しようと試みている。
アサド政権のシリアは恐ろしい警察国家だが、欧米の武力干渉によりイラクのようにカオスと化すよりもまだましだという事が、他の全ての国にとって明らかになろうとしている。

かつて英国保守党のハード外相(1989年10月―1995年7月)は、バルカン半島への軍事介入に英国が加わる事に反対し「我々の国境の外で行われている紛争あるいは騒乱それぞれの中に、自分達は正義の世界を確立できるのだと偽る事など馬鹿げている」と述べた。
しかし当時も現在と同じように、この言葉に耳が傾けられる事はなかった。

オバマ米大統領、キャメロン英首相、オランド仏大統領は、相変わらず、ネオ帝国主義の熱病に囚われており、イランのロウハニ新大統領が、急いで核兵器を手に入れられないのであれば、対イラン戦争を除外する事は恐らく不可能だと思われる。


2013/07/01
[インディペンデント紙]