
〔英国諜報機関〕

米当局による個人情報収集を暴露し、香港経由でロシア入国後、所在が分からなくなっているCIA(中央情報局)元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)について、米国の情報当局者は同容疑者がほかにも多数の機密情報を所持したまま逃走を続けているものとみて神経をとがらせている。
米情報当局者は、容疑者が当初想定されていたよりも多くの機密文書を所持しているとみている。
また、ウィキリークス創始者のジュリアン・アサンジ容疑者と共闘関係を強めれば、安全保障上の重要性を無視して機密文書を公開するのではないかと警戒している。
捜査関係者がロイターに明かしたところによると、スノーデン容疑者がNSA(国家安全保障局)の契約局員としてハワイで勤務していた際、NSAや英国の情報機関GCHQ(政府通信本部)の活動に関する広範な情報を入手していたという。
また同容疑者は一部について、自分のアクセスの痕跡を隠していた。
ある関係者によれば、容疑者が香港へ出国した際、数千に上るNSAの機密文書のコピーを所持していたという。
米情報当局者も、具体的な数字には触れなかったものの、容疑者が大量の機密情報を持っているようだと認めた。
今のところ最初にスノーデン容疑者の暴露を報じた英ガーディアン紙も米ワシントン・ポスト紙も、同容疑者が漏らした機密文書の一部しか明らかにしていない。
2013年06月25日
[ワシントン:ロイター]