

財政難に陥っている米ミシガン州デトロイト市は14日、市の財政破たんを回避するため、この日に支払期限を迎えた年金関連の債務の支払いを停止した。
また、市が発行した債券の償還額を大幅に引き下げることも提案した。
デトロイト市の緊急財政管理者のケビン・オーア氏によると、デトロイト市は年金関連の無担保債券について、14日が支払期限となっていた3400万ドルの支払いを停止した。
これにより、市民へのサービスの運営に必要な現金が確保できたとしている。
また、市が発行した最大185億ドルの債券について、債権者に対し無担保債券の償還額を額面1ドルに対し0.1ドル以下とすることも提案。
オーア氏によると、債券のうち115億ドルが無担保、70億ドルが担保付。
担保付債券の償還条件は、無担保よりも有利になるとしている。
同氏は、デトロイト市は支払不能に陥っているとし、財政再建に向け債券保有者を含めたすべての関係者の協力が必要としている。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこの日、デトロイト市の格付けを「CCCネガティブ」から「CC」に引き下げた。
フィッチ・レーティングスも、デトロイト市が発行した債券に対する格付けを引き下げた。
デトロイト市が破たんすれば、市の財政破たん規模としては米史上最大となる。
2013年 06月15日
[デトロイト:ロイター]