

野生のアジア鯉(青魚、草魚、コクレン、鯉、ハクレンなど8種類の魚の米国における総称)が繁殖し、米国の水界生態系が崩壊の危機にさらされている。
一方で、このアジア鯉を加工して中国を中心とするアジア市場で食用や肥料の原料として販売し、生態系破壊の元凶退治と利益獲得の一石二鳥を狙う中国系企業が登場した。
米国では、メディアが「最も危険な外来種によって米国の水界生態系が崩壊の危機にさらされている」と報道するほどまでに野生のアジア鯉が繁殖している。
アジア鯉を専門に処理する中国企業「両江漁業公司」がこのほど、ケンタッキー州で設立された。
同社は米国の漁民からアジア鯉を1日当たり1万匹購入し、加工処理を施した後、食用や肥料、化学肥料の原料として中国を中心とするアジア市場で販売する計画だという。
同社の責任者は「われわれはアジア鯉を退治し、同時に有益な資源として活用していくつもりだ」と語っている。
2013/6/9
[米紙クリスチャン・サイエンス・モニター]