
来日中のフランスのオランド大統領は7日午後、参院本会議場で演説した。
大統領は、第2次世界大戦後、フランスがドイツとの間の友好関係を築いたことに触れ
「痛みを伴うことだが、過去に対しては一線を引かなければいけない」と語った。
日本と中韓両国との関係が冷却化していることを念頭に、歴史認識などをめぐる問題にけじめをつけるよう促したとみられる。
大統領は「ドイツとフランスは今年、友好関係を樹立した条約の50周年を祝うことができた。かつての敵がしっかりとした友人となることで、欧州が力を蓄えることができた」と強調した。
日仏関係については「日仏のパートナーシップは経済成長に寄与するものでなければならない。多くの日本企業にフランスに進出してほしいし、日仏間で企業の連携が進むよう願っている」と訴えた。
国賓の国会演説は、2011年11月のワンチュク・ブータン国王以来。
2013/06/07
[時事通信]