
南シナ海問題についてフィリピンが国際仲裁裁判所に提訴
1月、フィリピンは中国との対立が深まっている南シナ海の領有権問題について、国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所に提訴した。
中国は仲裁裁判の受け入れを拒否したが、この場合でも中国抜きで審理は進む。
すでに5人の裁判官が選出されており、フィリピンと中国の主張の正当性を判断することになる。
裁判期間は約4年とみられている。
例え判決が下りたとしても中国はその結果を受け入れる可能性は低い。
勇敢だったか軽率だったかはともかくとして、少なくとも提訴は正しい判断だった。
中国が領有権問題で強硬姿勢を見せるなか、唯一、フィリピンだけが真っ向から対応する姿勢を見せたことに、ベトナム、日本、インドネシアなど他の中国と対立する国々は恥ずかしさを覚えるだろう。
2013年6月2日
[英紙フィナンシャルタイムズ]