
安倍晋三首相は19日、北朝鮮による日本人拉致問題について「交渉、対話を行っていきたい」と述べ、早期解決に向けた交渉再開に意欲を示した。
訪朝した飯島勲内閣官房参与が要人との会談で、拉致被害者の即時帰国などを求めたのに対し、北朝鮮側が「日本政府の意向を金正恩第1書記に伝える」と回答していたことも判明。
首相の発言は持論の「圧力」重視から「対話」路線に軸足を移したとも受け取れ、今後の北朝鮮の対応が焦点となる。
首相は同時に拉致、核、ミサイル問題の包括的な解決を求める政府方針を重ねて掲げ、拉致問題が未解決なら制裁を通じた「圧力」を維持すると強調した。
2013/05/19
[共同通信]