
安倍首相の腹心と目される飯島勲内閣官房参与が北朝鮮の平壌を訪問したことを最初に報じたのは日本のメディアではなく、北朝鮮のメディアだったことに各国メディアが注目している。
米国、中国、韓国の3カ国は北朝鮮情勢に関して頻繁に連絡を取り合っており、ケリー米国務長官のアジア訪問は日中韓を中心としたものの、日本は他の国と比べて注目されておらず、特に韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が訪米し北朝鮮問題で積極的な姿勢を示したことで、7月の参議院選挙を前に何らかの功績を残す必要に迫られる安倍首相に焦りが生じたとみられる。
飯島内閣参与の訪朝はひそかに行われる計画で、日本のメディアにも伝わっていなかったが、北朝鮮側のメディアが早々に報じるところとなってしまった。
飯島氏は小泉純一郎元首相の秘書官を務め、2002年の訪朝でも重要な役割を果たしており、今回の訪朝でも拉致問題で一定の成果を挙げることが期待されていたとみられる。
しかし、安倍首相は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の対応について正確な予測ができないことから、今回の訪朝はひそかに行われるはずだったと記事は指摘する。
飯島内閣参与の訪朝は、安倍首相自身が北朝鮮と接触する前触れではないかとする見方もあり、訪朝するとすれば参議院選挙より前の6月ではないかと予測する専門家もいるが、歴史を直視できない安倍首相には北朝鮮から現状を打開するきっかけをつかむことは絶対にあり得ないと記事は指摘している。
2013/05/16
[中国tv:財訊]