
中国政府の公安当局が近ごろ摘発した食品製造犯罪数が2000件を超え、なかにはネズミ肉やキツネ肉を化学薬品によって羊肉のように偽装し、販売したケースもあった。
ほかにも病死した肉の流通や、増量を目的とした豚肉への水注入、ネズミ肉をハトの肉として販売なども多かったという。
中国は食の安全にかかわる犯罪は厳罰化する方針を示しているが、それでも食の安全を脅かす事件は増える一方だ。
メラミン入りの毒ミルクや毒入りギョーザ、髪の毛から作った醤油、黒いビニールで作った海苔、下水油など、中国が食品の安全問題を完全に解決することはもはや不可能なのではないかと思ってしまうほどだ。
ニューヨーク・タイムズ
「中国東部でキツネやミンク、ネズミなどの肉を混ぜて作った肉製品を羊肉と偽り、大量に売りさばいていたグループが逮捕された。内モンゴル自治区では基準値をはるかに超える化学調味料や細菌を含んだ偽ビーフジャーキーや未加工肉を押収。貴州市では違法な添加物を含んだニワトリの足が見つかっている。さらに、死んだニワトリや豚肉を販売するケースや、豚肉に水を注入して重さをごまかすケースもあった」
英紙・ガーディアン
「中国の『食の安全』が最も脅かされた時代はすでに過ぎたと思っていた。それが今度はネズミ肉とは!巧妙かつ恐怖を感じる」

ロサンゼルス・タイムズ
「検疫を受けていないキツネやミンク、ネズミなどの肉に色素や化学薬品などを加えたものを羊肉と偽り、江蘇省や上海市などで販売していた」と報じ、「鳥インフルエンザで鳥肉は処分され、大量のブタの死骸が川に浮く。その肉が食卓に出るのではと中国人は心配している。中国では何の肉を食べてよいのか分からない」と指摘。
「食事は楽しみでもあるが、命をかけた危険なギャンブルでもある」と述べている。
ロシア新聞は
「ロシア連邦消費者権利保護・福利監督局は、中国の偽装肉が販売される可能性のある場所の検査を命じると同時に、ロシア国民に対して旅行時に中国の航空会社で提供される機内食の肉を食べないよう呼びかけている」



2013.5.8,