
大気汚染の原因となる微小粒子状物質「PM2・5」の飛来といった国境を越える環境問題への対応を協議する日中韓3カ国の環境相会合が5日、北九州市内のホテルで始まった。
冒頭のあいさつで、秋野公造環境政務官は北九州市が企業や市民と協力して公害を克服した経験に触れ「環境問題ではパートナーシップがとりわけ重要だ」と3カ国の連携強化を呼び掛けた。
この日は各国の企業関係者や大学生が、環境ビジネスの拡大策や環境に配慮したまちづくりをテーマに討論。
最終日の6日は日韓の環境相と代理出席の中国の次官が意見交換し、PM2・5対策などを盛り込んだ共同声明を採択する。
中国は四川省雅安市の大地震への対応を理由に閣僚の出席を見送ったと説明しているが、靖国神社参拝などをめぐる日中の関係悪化も影響したとみられている。
環境相会合は1999年から年1回、各国の持ち回りで開かれている。
2013.5.5
[産経新聞]