
「アディダスがアディボンを訴えた商標侵害裁判、提訴から5年で和解」
2008年8月、大手スポーツ用品メーカー、アディダスはアディボン社を提訴した。
アディダス社の中国語名「阿迪達斯」に対して「阿迪王」という酷似した名称を使用したというのがその理由だ。
5年にわたり争われてきた裁判だが、このたび「阿迪王」という商標をアディダス社に譲渡。
アディボン社は「阿迪王」という商標は使用しないという条件で和解が成立した。
アディボン社関係者は和解の理由を「アディボン社は確かにパチモノ・ブランドとして創業したが、現在では地方都市で確かな人気を得たため」と説明している。
しかし「阿迪王」という中国語ロゴがなくなり、「Adivon」という英文ロゴだけで売れるのかはまだ未知数だという。
2013/5/4,
[中国網]
【過去の米国紙】

米誌タイムは、中国の9大パクリ商品を列挙し、中にはオリジナル製品にはないような独創性を持った商品もあると紹介した。
同誌が紹介した主なパクリ商品は次の通り。
1)HiPhoneとAPhone(オリジナル製品はアップルの携帯電話iPhone)08年に発売されたHiPhone の価格は100ドル。機能面にはいくつかの欠陥があるとも言われる。09年に発売されたAPhoneA6は、見た目はiPhoneだがOSにグーグルのAndroidを採用した“画期的”な製品だった。
2)iPed(オリジナルはアップルの多機能端末iPad)日本の報道によると、iPad ならぬiPedと呼ばれるタブレット型コンピューターが発売されている。見た目はiPadにそっくりで、価格は105ドル。しかもiPedには本家iPadには無いUSB端子、ウェブカメラ、メモリーカード拡張用のスロットが装備されている。中国市場では現在、約30種類のパクリiPadが発売されており、その激しい販売競争がパクリメーカーの創造性を育て、斬新な機能を生み出させている。
3)グージエ(オリジナルはグーグルの検索エンジン)グーグル(Google)の中国語での表記は「谷歌」。
中国語では「歌」は「哥(=兄の意味)」と同じ発音のため、「お兄さん」に対して「お姉さん(姐)」の意味を込めて「谷姐(Goojie、グージエ)」という名前を採用したと思われる。
パクリ商品というよりもパロディと考えたほうが良いかも知れない。
デザインやロゴがグーグルに酷似しているため、グーグルは2月に「谷姐」に使用をやめるよう求めたが、「谷姐」は現在も正常に運用されている。
これら以外にも、南京市に、ワトンズ(オリジナルはワトソンズ)、Pizza Huh(同ピザハット)、バックススター(同スターバックス)などの店舗を集めたパクリ商店街が建設されたこともある(ただし、3日後には現地の工商部門によって強制撤去させられた)。
また、自動車デザイン、テレビ番組のパクリなども多い。
さらには02年にブッシュ米大統領(当時)も見学したともいわれる、1000万ドルを投じて建設されたホワイトハウスを完全に模倣した個人住宅もある。
このパクリ版ホワイトハウスは現在では有名な観光スポットとなっており、毎年数十万人の観光客が見物に訪れている。
また、広西チワン族自治区南寧市で1棟まるごと「パクリ店舗」という商業ビルも出現。
このビルでは「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」が「Louis Viouttin」に、「SEVEN-ELEVEN(セブン-イレブン)」が「SEVEN SEVEN」に、「McDonald’s(マクドナルド)」が「Mdconald」にもじってあった。


