
バングラディッシュでは、4月24日、ビルが倒壊し400名以上が死亡した事件で、ビルにオフィスを構えていた縫製工場の作業員数千人が指導部を罰する要求を掲げてデモ行進を行なった。
現在も500人近くが崩壊したビルの下敷きになっている恐れがある。
事故当時、ビルの内部には約3千~3千5百人がいた。
そのうち2千5百人は救出され、4百人は死亡。
その他は未だに行方不明。
倒壊したビルにはテナントとして縫製工場数軒と銀行、店舗が入っていたが、長く危険な状態にあったにもかかわらず、オーナーのモハメド・ソヘリ・ラナは何の策も講じていなかった。
24日の倒壊のあと、ラナはバングラディシュ政府の追及を逃れるため、インドへ逃亡を試みたが、国境で拘束された。
バングラディシュの裁判所はラナの財産を差し押さえるよう指示を出し、バングラディシュ中央銀行も預金口座を凍結した。
バングラデシュでは低賃金に支えられ、縫製が主要産業になっている。
衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングなど海外の大手衣料メーカーも進出した。
だが、現地では劣悪な労働環境がかねて批判されており、昨年11月には縫製工場で火災が起き、112人が死亡する惨事になった。
[インターファックス通信]
[ヴェスチ、レンタ・ル]