夕食に 日比谷公園内の「松本楼」へ行きました。
出てきたメニューの表紙が木製で変わってたので
「ステキな表紙ね」と言ってみたら
ウエイトレスさんが「そのイチョウの木は
樹齢500年程になるんですよ」と
木の下に見えているイチョウの説明をされたのでビックリ
イチョウの事は気がついてなかった
松本楼のテラスの前に立つ大イチョウ
このイチョウは
元は日比谷の交差点の拡幅工事の際に伐採されるところを
日比谷公園設計者の本田博士が公園内へ移植させたいと申し出
なかなか認められないので、「私の首を賭けても」と言い
やっと移植された大木であり
その後、学生運動が盛んな頃には
火炎瓶が投げ込まれ松本楼は全焼し、この木も黒焦げになり
もうダメだと思われたのに
翌年には 新芽を付けた素晴らしい生命力を持った木
そういう大イチョウの木を目にすることが出来て
なんだか 良い事がありそうな楽しい夕食になりました