DCDの次男くんが、週一で、スイミングに通い始めてかれこれ1年3ヶ月くらいになります。

次男くんから、やりたいと言って始めたのですが、最初は水に顔をつけるのも怖い、という状態。

頭まで潜って、水中で目を開ける。これだけで、1年かかりました!
いつまで続くのか?と思ってましたが、
昨日、待ちに待った、その日が来ました!

「ママ、来週から黄色コースだって。
黄色の帽子を買ってください。ってコーチに言われたよ!」

進級!!!

いやぁ、ついにこの日が来ましたか。
次男くんの頑張りはもちろんだけど、
我ながら、私もよく頑張った!

何を頑張ったかって?

・決してダメ出しをしない
・余計な口出しをしない
・見ているサインを送り、成長を認める

これをやると、毎週毎週、心に決めて実行してきたんです!
理由は、コレ。
これ、実際は、相当なストレスを伴います。

周りの子と、同じようにできない我が子を、
見ているのは辛いです。

こんな身体に産んでごめんね、っていう自責の念と、
私と同じように生きづらさを抱えて、順風満帆じゃない人生を生きていくのかもしれないっていう不安と、
コーチや周りの保護者さん達に、(こんなにできない子を入れて)迷惑かけてないか、という不安と、

あとは、やっぱり、見ていてイラっとします。
もう!バタ足は膝を伸ばして!
怖がってないで潜りなさいよ!
プールサイドから、両足ジャンプで跳び降りるくらいがなぜできない!!!

ガミガミ言いたくなる気持ちとの闘いでした。

それを乗り切れたのは、素晴らしいコーチとの出会いでした。

お誕生日に、コーチから次男くんにハガキが届きました。
それには、こう書いてありました。

「いつも、なにかひとつ、できるようになることがある○○くん。とてもすごいよ。
これからもいっしょに、がんばろうね」

涙が出ました。
潜るのに1年かかった子ですよ?
こんなに、こんなにできない子を、
諦めずに愛情をかけて、親以上に小さな成長を見逃さずに認め続けてくださったんです!

このコーチ、本当にすごい!
ここまでできる人間力。見習わなきゃな、って、心底思いました。

こんな「救いのスイッチ」もあって、
ステージ1は、昨日でクリア。
来週から、ステージ2の始まりです。