さっき、悲しい情報を見つけました。


被災地でのアレルギーに対する対応が全く出来ておらず、

アレルギーに苦しんでいる子供達が沢山いると。


被災地に届けられる支援物資の中には、当然、

アレルギー対応の食品や粉ミルクなどもあった

そうなのですが、無知な行政の対応や現地の人の

心無い対応のせいで、必用としている人達に全く届いて

いないんですって。


その理由が、

「賞味期限が短いから」

「普通の支援物資にまぎれてわからないから」

「必用としている人がいるのか調べる事が困難だから」

などなど・・・。


正直、信じられません。


普段の生活でも、正直アレルギーを理解してもらう事が

困難だということは自分の体験でよくわかっています。

健康な体の人には全く理解できないんだという事も。

言葉では「大変だねー」なんて言っていても、そんなには

思っていないことも。


それが、今、被災地でまたもや起こっているというのです。


赤ちゃんや子供は、本当にアレルギー物質が

ほんの微量でも体内に入ったり、体に触れたりしただけで

反応を起してしまいます。

それだけに、親は本当にノイローゼーになるほど細心の

注意を払い育てています。


被災地だから、避難民だから、今はそんな贅沢な対応して

いられない。我慢しなさい!!そういうことなのでしょうか。


それは、アレルギーの子達は死んでも仕方ないと言っているようなもの。


極端だと思いますか?

でも現実なんですよ。

粉ミルクで反応を起す子もいるんです。

母親が食べた物に含まれるアレルギー物質を

母乳から飲んでしまって反応を起す子もいる。


私も、プーたんを育てる時にはかなり苦労しました。

母乳の時には、卵を食べず、なるべく加工品も控えたり。

ミルクの時には、乳アレルギーもあったので、対応の

ミルクを飲ませたり。


幸い食物アレルギーでは、ショック状態になったことが

なかったのでよかったのですが、本当にひどい子は

少量のアレルゲンでショック状態に陥るんです。


アレルギーの支援する会の方々が、色々な方面から

ボランティアを通じて支援物資を送っているそうですが、

その貴重な物資までもが行方不明になってしまっているとのこと。


現地の混乱を知らずに、このようなことを言うのも

どうなのかなとも思ったのですが、もう少し何とか対応

していけないのかなと思わずにはいられません。


被災地の方々や非難している方々でアレルギーを

持っている方々が安心して食べられる食品を口に

出来るように、何とか改善されるといいなと心から

願わずにはいられません。