第3回目は、お金について。



まず、トータルで「いくらお金を持って行くべきか」を書く前に、


「お金の持って行き方」についての話を書きたいと思います。



お金の持って行き方は、下記の4種類に分類できるはずです。


1、現金
2、トラベラーズチェック
3、国際クレジットカード
4、国際キャッシュカード


少し解説を加えます。



1、現金


これは説明不要ですね。ただもちろん現地通貨に交換しなくてはいけません。


通貨交換は、空港でも銀行でもできます。

(ちなみに、現地通貨は10EURO程度の少額紙幣を多めに持っていた方が便利です。)


お金を「現金」という形でどれだけ持っていくかは、難しい問題です。


例えば現金を大量に持っていけば、その分キャッシュカードなどでお金を引き落とす回数を少なくすることができます。

手数料の額はバカになりませんから、この場合は多めの現金を持っていた方が得になると言えます。


しかし、現地で現金を使いきれなかった場合は、もう一度日本円に直す必要が出てきます。

そうすると余分な手数料がかかるため、損をする可能性もあります。


また、安全面を考えると多額の現金を持ち歩くのには、不安が残ります。



2、トラベラーズチェック


トラベラーズチェックとは、海外で使える旅行小切手のことです。


使用する際は自分のサインが必要で、また盗難に遭っても再発行がきくため、安全面に優れています。


しかし、トラベラーズチェックを使うかの判断は、現地の情報を調べてからにした方がいいです。

国によっては、ほとんど使えない可能性があります。


例えばギリシャではトラベラーズチェックを扱っている店が少ないため、

持っていくのは賢い選択とはいえません。


また最近は発行手数料が高くなったようで、使用人気が落ちているようです。



3、クレジットカード


これは、多くの派遣生OB・OGが持っていくことをお勧めしています。


航空券やホテルの予約など、クレジットカードでしか支払いができない場合があるからだそうです。


また、支払い能力証明のためにクレジットカードが必要なケースもあります。

実際、ギリシャではサントリーニ島でATBをレンタルした際に提示を求められました。


また、クレジットカードがあれば、現地でお金を引き出すこともできます。

PLUS、Cirrusのマークがクレジットカードについていれば、それのついているATMで引き落とすことができます。


ただし、一点注意。

クレジットカードでお金を引き落とす場合は、自分の口座からの引き落としではなく、「キャッシング」扱いになります。

つまり、現金を一時的に借りているという、クレジットカードを使って買い物をした場合と同じ状況になります。


ですから、通常のクレジットカードの使用と同様に、支払日に現金が引き落とされます。

貸付利息も発生しますから、お金を引き落とすのであれば、国際キャッシュカードの方がいいですね。


なお、クレジットカードは発行までに時間がかかります。まだ持たれていない方は早めに準備しましょう。



4、国際キャッシュカード


クレジットカードと違い、自分の口座からお金を引き落とすことができます。

「借金」ではないということが、チキンな僕にはぴったりなカードです。


ただ、現在国際キャッシュカードは取り扱っている店が減っているようです。

レートなどを調べたひー によると、現在はスルガ銀行のカードがよいそうです。


なお、キャッシュカードも発行までに時間がかかるので注意が必要です。



以上が、現地にお金を持って行く4種類の方法です。


あとは各自で現地の事情などを考慮し、この4種類を使い分けて持って行く必要があります。



さて、お金の持って行き方について書いた後は、肝心な「トータルとしていくらお金を用意しておくか」。


正確に「いくら」という回答は研修国や期間が人によって違うためできませんが、多くの派遣生OB・OGの話、また自分の経験も考慮すると、

「余分に用意しておくべき」であるとはいえます。



理由は、大きく2つあります。



1つは真面目な理由。もう1つは、不真面目な理由。



1つ目の、真面目な理由。


それは、「現金がすぐに手に入らない可能性があるから」です。


この話は、過去に数名の派遣生OB・OGから聞いたことがあります。


ギリシャでも、研修終了3日前にようやく給料をもらえたという研修生がいました。

(かくいう僕も研修から1カ月が立とうとしているのに、まだもらえていません。汗)


また、給料自体は早くもらえても、銀行振り込みや小切手の形で手渡されると、


現金を手にするのに時間がかかる可能性が考えられます。


むろん、それほど多いケースではないと思いますが、万一のことは考えておいた方が無難です。


特に研修初月は、生活用品の購入など、お金がかかる可能性がありますので。



2つ目の、不真面目な理由。


これは単純です。「遊びたいから」です。


こっちに来たら遊びたいじゃん?やっぱさ。笑


はっきり言って、こちらで生活するだけなら、給料だけで足りると思って間違いないです。

(貧困生活を強いられたというケースはほぼ聞きません。そうであれば、逆にレアなので楽しんでください。)


ただし、旅行やクラブ、パーティー、ショッピング、日々の飲み会など、こちらではイベントが盛りだくさんです。


これら全てを謳歌しようと思うと、給料だけでは足りないケースもでてきます。


研修生活を充実させたい!と思うのであれば、余分なお金は持っていくべきでしょう。


上記2つが、お金を余分に持っていった方が良いであろう理由です。



それでは、ここまでをまとめます。


現金の持って行き方は、4種類(現金、トラベラーズチェック、クレジットカード、国際キャッシュカード)。

現地の事情を考慮し、持って行き方を使い分けて下さい。ただクレジットカードは作ることをお勧めします。

そして、トータルのお金は少し多めに持っておくこと。



最後に、僕の選択について書いておきます。参考までに。


・現金


僕は現金を多めに持って行きました。総額20万円です。


研修期間が2か月ということを考えれば、過去の研修例と比較してもかなり多い方だと思います。


これだけ多く持っていたのは、上述した現金引き出しの際の手数料を払いたくなかったから。


そしてもう一つの理由は個人的なものですが、せっかく研修に来たのだからケチケチしたくなかったから。


もちろん、安全には気をつけていて、多額のお金は持ち運ばないようにし、残ったお金は厳重に保管しています。


ちなみに、ギリシャの物価はヨーロッパでは平均的なレベルです。(ドイツ、フィンランド人いわく)



・トラベラーズチェック


ギリシャでは使えない場所が多いため、使用していません。



・クレジットカード


実は僕は今まで持っておらず、研修のため新しく作ったのですが、発行が間に合いませんでした。笑

ここまで偉そうに持って行けと言っておきながら、さーせん。


今のところはそれほど困っていませんが、困ることがあるのでしょう。あーあ、後悔。

今から行く方は、早めに作ることをお勧めします。



・国際キャッシュカード


シティバンクに加入しています。ひーの話を聞くと、少し選択ミスったかなと思います。

正直調べる時間がなくて、比較検討はできませんでした。


ただ、現金を多めに持って行ったので、引き落とす可能性は低いと考えています。



まとめます。


ばたけの選択


1、現金20万円

2、トラベラーズチェック→使用せず

3、クレジットカード→なし

4、キャッシュカード→シティバンク



次回は、便利グッズです。




第2回目は、日本からのお土産について書きます。


お土産なんて持って行く必要ない!
うーん、そんなこと言わずに、ぜひ持って行きましょうね。
話のネタにもなるし、せっかくの機会なのですから。



まず、過去の派遣生の方々の話を聞くと、下記のようなお土産を持って行くのがスタンダードなようです。


日本酒、日本のお菓子、日本食、扇子、箸、絵葉書、折り紙。


やはり、「日本的な物」ですね(お土産なので当たり前ですけど)。


この中でも研修生のウケがよいのは、まず間違いなく「日本酒」だと思います。
僕は持って行かなかったのですが、「SAKE」という単語はみんな知っていて飲んでみたいという声が多かったので、後悔しました。


荷物に余裕のある人は検討してみましょう。



それから人によっては、「5円玉」を持って行く方もいるみたいです。

外国人同士が自国のお金を交換し合うということは、世界的に有名な習慣みたいです。
(EURO圏の学生に貰っても面白くはないですが)


僕も既にメキシコとブラジルの硬貨をもらいました。

穴のあいている硬貨は世界的にも珍しいらしく、喜んでもらえました。

また「5円=ご縁」とかけられるのもしゃれてていいですよね。



さてここで、お土産について大事なことを。


外国(特にヨーロッパ)では、お土産は最後に渡す方が普通だそうです。

日本だと出会った直後ですけど、外国では別れ際が多いということ。

これは注意しておきましょう。

ただ、日本酒などの食べ物系は、最後に渡すより研修中にみんなで飲みたいですよね?



ですから、お土産は、


「行った直後に渡してみんなで楽しむもの」 

「帰る直前にお世話になった人に渡す感謝を示すもの」


の二つを想定して用意するのがいいと思います。



行った直後に渡す物には、お菓子やお酒などの食事系を、

帰る直前に渡す物には、扇子や絵葉書などを準備するのがよいでしょうね。



以下、僕が持って行ったお土産を紹介します。


・お菓子(うまい棒、ハッピーターン)

・日本食(カレールー、インスタントみそ汁)

・折り紙(100枚入り)×1

・箸×1

・絵葉書×2

・しおり(6枚入り)×5

・日本のはちまき×3

・5円玉×20枚


今までの実感として、お菓子はウケました。特にうまい棒がヒットでした。

みそ汁はややウケでしたが、話のネタにはなりました。毎日こんなの飲むのか!と驚かれました。笑

箸やはちまき、絵葉書は、お世話になった人に最後に渡す予定です。



個人的に持って行ってよかったと思ってるのは、「日本製のしおり(Book Marker)」。

東急ハンズで1セット、6枚入りのものを5つ購入して持って行きました。



パルテノン神殿でヤーマスと叫ぶ!



僕は、こちらで少しでも仲良くなった人、

例えば研修4日目で出会ったフランス人のおばさんや、初日に仲良くなったドイツ人宿泊客、

クラブで一緒に踊った女の子wなどに、プレゼントとしてあげています。


これは喜ばれました。あげてよかったと思っています。



みなさんが思っている以上に、現地でお世話になる人、交流する人は多いと思います。

現地学生委員や引受先の方々のためだけでなく、できるだけ多くの人を想定して、お土産を用意しておくことは大事かなと思います。


ですから、低価格で数多く購入できるしおり(1セット300円)は、かなりおススメです。


あと、クラブでお土産を渡すとモテますので。そのためにもぜひ多めに。笑




研修22日目(6月19日)。


ケーリンは、僕にとってギリシャで始めてできた友達でした。


こちらでの生活の仕方を教わったり、研修先に連れて行ってもらったり、食事をごちそうしてもらったり、

彼女には大変お世話になりました。


また、研修先が同じだったということもあり、お昼は毎日一緒に食べ、色んな話をしました。


母国ブラジルのこと、家族のこと、恋人のこと、研修のこと、サッカーのこと、留学のこと、将来のこと・・・


本当に、たくさん話しました。



彼女と話をしていて思うのは、どんな事を話す時も、彼女が常に明るく笑顔を絶やさないこと。


一緒に話していると、なぜか楽しい気持ちにさせてくれる。そういう力を、持っている人です。



この日は、そんなケーリンの研修最終日。


ケーリンの作ったフェジョアータ(ブラジル料理)で、ランチフェアウェルパーティを開きました。



パルテノン神殿でヤーマスと叫ぶ!


メインディシュはもちろんフェジョアータ(ブラジル料理)ですが、他の研修生が一品ずつ軽食を持ち寄る形式。


僕も昨日買った日本酒とお味噌汁をケーリンに飲ませてあげました。


・・・微妙な顔してたけど。笑




先にも書いたけれど、ケーリンの凄さは、やはり「明るさ」にあると思う。


普通なら気分を害すだろうということをされても、 「No problem!!」といって笑顔でやり過ごす明るさが彼女にはあります。


そして、「人当たりの良さ」。


誰とでもわけ隔てなく話すことができるし、誰とでもすぐに仲良くなれる。

「コミュニケーション能力」という言葉では陳腐になってしまうけれど、その能力がとことん高い人でした。



そんな彼女の人柄ゆえなのでしょう。


この日のフェアウェルパーティーには、多くのひとが集まりました。


僕ら研修生やギリシャのIAESTE学生委員はもちろん、宿泊先に住むモデル達まで。


パルテノン神殿でヤーマスと叫ぶ!


パルテノン神殿でヤーマスと叫ぶ!


パルテノン神殿でヤーマスと叫ぶ!




ランチを食べて暫くした後、ケーリンは宿舎を出発しました。


食事が終わった後は少し泣いていたけれど、最後はやっぱり笑顔でした。



別れ際、作った折り鶴と日本から持ってきた絵葉書を手渡しました。


喜んでくれて、すこしは恩返しができたかなぁと思う。



ありがとう!ケーリン!!