乗る為の列車<ロッキーマウンテニア号> | バタチャンの「徒然擬草」

バタチャンの「徒然擬草」

世界の街角散策と鉄道の旅

一般的に列車は点から点への移動手段である事が殆どだが

稀に其の列車に乗る事が目的の列車が世界各地に有る

船で言えば定期航路とクルーズ船の違いの様なものと思えば

理解しやすい従って車内での食事や宿泊は運賃に含まれている


その一つカナダのロッキーマウンテニア号(LM号)にバンフ

からバンクーバーまで一泊二日で乗車した
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上がバンフ駅だが定期の旅客列車は無く運行されているのは

この列車だけであるカナダには全土で旅客列車を運行する会社

VIA鉄道が有るが、この駅には運行されていない。そもそも

カナダやアメリカ・オーストラリアで移動に列車を使うこと

自体ナンセンスだろう

LM号はこの列車のみを運行する会社が貨物路線を借用して

運転している観光列車だ
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この列車には二つのクラスが有る
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後方の二階建がゴールドリーフクラス二階が座席で下が食堂

前の普通部分がレッドリーフクラス普通座席で食事はトレー

による宛がいぶちだ
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懐の都合上レッドリーフ(それでも高額)に乗ったが、折角

乗られるなら奮発してゴールドリーフを勧める

チェックイン時に上記のバッチをくれる。これが記念品プラス

参加者章だろう日本のツアーワッペンとは発想が違う

指定の席に着いた時、筆者の席だけに日本語のガイドブック

が置いてあったこの心使いはすごい(予約は日本の旅行社)
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車窓は全て高額を取るだけあって雄大なものばかりで素晴らしい

ここで、不思議に思われた方は相当な鉄道通、寝台車は?

実はこの列車途中のカムループス駅のホテルで宿泊するシステム

熟睡出来て快適な方法である
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終着のバンクーバー駅も御覧の通りの貨物駅で旅客駅とは別

しかし、粗末な食事(殆ど「餌」)以外はフレンドーリーな

アテンダントと素晴らしい車窓の二日間であった

 

世界各国には同様の豪華列車が沢山有る

カナダの長距離VIA鉄道、アメリカの長距離アムトラック

南アフリカのロボスレイル、インドのデカン・オデッセイ号

スペインのエル・トランスカンタブリコ号、韓国のヘラン号

タイのイースト&オリエント号、オーストラリアのザ・ガン号

等乗りたい列車は山ほどあるが命と財布が続くかな~~~?


JRもこの様な列車を走らせて欲しいものだ