ご機嫌よう、BASYOUだ。
それではいよいよスピーチの極意を語っていくとしよう!
今日はまず良いスピーチとはどの様な物か?と言う所から。
さて、貴方はどんなスピーチが良いスピーチだと思うだろうか?
感動する話?
解り易い話?
それとも声のトーンやスピードが非常に聞き取りやすかったり、ボディーランゲージが満載の情熱的なスピーチだろうか?
勿論それも大事なのだが、それだけでは不十分だ。
良いスピーチとは、相手の行動基準を変えられる話である。
ダマスカスとシセロの話をご存知だろうか?
ある所にダマスカスとシセロと言う二人の大学教授がいました。
ある日二人は全く同じテーマに付いてスピーチをする事になりました。
元々お互いをライバル視していた二人。
何とかあいつより良いスピーチをしてやると躍起になって内容を考えます。
そして迎えた当日
先にスピーチをする事になったシセロは自らの知識を総動員させて聴衆を感動させるストーリーを語りました。
会場からは大喝采が沸き起こります。
続いて壇上に上がったダマスカスは聴衆に自らが何をすべきかをストーリーを交えて訴えかけました。
こちらも素晴らしいスピーチでしたが、シセロに比べると今一つ盛り上がりに欠けます。
シセロは一人自分の勝ちを確信してほくそ笑むのでした。
数日後 校内で学生に囲まれるダマスカスの姿がありました。
皆口々にダマスカスの語った事を実践していると報告しているようです。
それを見たシセロは学生達に自分のスピーチの感想を尋ねます。
すると、皆口々に感動したとは言うものの、話の内容を覚えている者は誰もいなかったのです……
と言う話だ。
統計的に見ると、聴衆は聞いた話の内容を翌日には90%忘れてしまうと言う。
どんなにその場で聴衆を感動させる事が出来ても翌日に9割がた忘れられてしまったのではあなたの伝えたい事は伝わらない。
目的を明確にしなければならないのだ。
あなたはスピーチで相手に何を伝えたくて聞いた後の聴衆にどのような行動を起こして欲しいのか。
優れたスピーチとは上記の一点が明確なスピーチだと言う事を、まずは覚えておいて欲しい。