津原泰水 ちくま文庫 たまさか人形堂それから | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

アメブロのPWを失念してログインできず。記憶の底の底をあさってようやく思い出しました。ふー危ない危ない。

最近本当IDとかPWとか増えすぎちゃって全然覚えていられないのでかなり危ないです。

 

難聴はけっこう回復してきました!ものすごく美味しくないシロップを飲まなくちゃいけないのがとってもストレスでかえってお耳によくないかしら?と思って勝手に中止。もういいや。いちおうちゃんと聞き取れるようになったし、静かなところにいくと耳鳴りがブーンとなってるなぁと思うだけになりましたから!それももう慣れたのでむしろ子守唄かしら~なんつって普通に就寝できます。悪くなったらまた耳鼻科にお世話になろう。

 

津原泰水(文春文庫)『たまさか人形堂 それから』

あらすじ: Lをリストラされたことをきっかけに、祖父母から譲り受けた「玉阪人形堂」店主となった澪。人形制作に関しては素人だったが、押しかけアルバイトの人形マニア・冨永と
高い技量の訳あり職人・師村の助けもあって、人形堂はそこそこにぎわいを見せていた。
いっとき店は閉店の危機に見舞われたが、資産家の坊(ぼん)でもあった冨永が共同経営者の立場になることで、その危機は去った―ー。
今日もこの小さな店には人形に関する様々な難題が持ち込まれる。赤いマーカーの汚れがついてしまったリカちゃん人形、グループ展でなぜか壊されてしまう人形作家の「ある作品」、髪が伸びる市松人形の謎、盲目のコレクターが持ち込んだ小田巻姫の真贋――。
人形と人間の不思議で親密な関係を円熟の筆で描く、「たまさか人形堂」シリーズ第二弾。

 

読みましたよー!文庫になるのをずっと待っていたんですが待っているうちに忘れちゃっててたまたまネットで発見して速攻購入。

たまさか人形堂物語の続編なのですが日を置きすぎてどういう内容だったか失念していたため最初から読み直す。

 

冨永くんの成長の壁や師村さんの過去、澪自身の内面とかいろいろと玉阪人形堂の人たちの内側にもスポットが当てられていていいですね。登場人物の感情に影響されて読んでいても口元ゆるんじゃったり涙ぐんじゃったり自分も百面相になりながらも物語に没頭。続きは出るのかしら。猿渡と伯爵シリーズも終わっちゃったしなー。ぜひまだ続き読みたい!!

 

そうそう。私の周りの本屋さん、津原泰水さんの本が全然置いてない!会社の近くも乗り換えする駅も家の最寄駅も本屋あるのに全然置いてない!!『猫の眼時計』も文庫になったからほしいのにーー!ネットで注文するかぁ