柳広司 ロマンス | バステトの本ブログ

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杉花粉、もしかしたらピークが過ぎたんじゃなかろうか?と思っていたのですが全然ダメですね。今日も花粉MAXです。クシャミと目のかゆみが今日はすごいです。いつもとってもオシャレな他部署の後輩も今日はさすがに会社に出勤するなり鼻にティッシュ押し当てていました。

最近爪を休ませようと思ってここ2ヶ月くらいネイルをしていなかったのですが、ちょっと爪が伸びると折れてしまうので深爪状態です・・・。こんなんで今日ネイルに行くのにちゃんと施術してもらえるかしら。心配。。

そうそう!今日のニュースで知ったのですが本屋大賞 が発表されたのですねー☆ 

和田竜 (新潮社) 『村上海賊の娘』


さっきランチを買いに行きがてら本屋に寄ってきたのですが平積みはされてなかったです。そもそも本屋大賞とかに反応しない本屋だったわ・・・。偵察する本屋間違えました。

さて、私はolivegreenさん のレビューで「欲しい!!」と思って早速本屋に買いに走ってしまった本をとうとう読み終わりましたよ~。

ロマンス 柳広司 (文春文庫) 『ロマンス』
 あらすじ:ロシア人の血を引く白皙の子爵・麻倉清彬は、殺人容疑をかけられた親友・多岐川嘉人に呼び出され、上野のカフェーへ出向く。見知らぬ男の死体を前にして、何ら疚しさを覚えぬ二人だったが、悲劇はすでに幕を開けていた…。不穏な昭和の華族社会を舞台に、すべてを有するが故に孤立せざるを得ない青年の苦悩を描いた渾身作。



本格的な戦争に突入する直前の昭和が舞台です。伯爵、子爵といった上流社会に生きる青年の密かな孤独が描かれています。
主人公である清彬はロシアの血をひいているので生粋の日本人が大前提の華族社会で完全に浮いているし除け者扱いです。清彬の唯一の友であり嘉人は華族が嫌で軍人になった変わり者。二人とも美男子らしいですよ。

読み初めのころはなんとなく、はみ出し者の上流社会の坊ちゃんが身分があるからできることを勘違いして型破りな行動に出るストーリーかしらね~?と思っていたのですが、さすが柳作品。全然違いましたよ。


殺人事件の容疑者はそんなにビックリするようなものではなかったのですが、その容疑者の胸に秘めた想いがグッときます。

ちょっと残念なのは嘉人の部下にいた一癖ありそうな人物はその後出てくることがなく、一体なんのために登場したのか。その他、登場人物をラストまでまとめきれていない感じがありました。色々クセがありそうな人物が登場していたので、どの場面でその人が再登場するのかと楽しみにしていたのになー。

昭和初期の戦争の足音が聞こえる時代を描いた<ベッキーさんシリーズ> みたいに人物や時代背景を細やかに書かれていればもう少し違ったのかもなぁと思います。


実家にあるのよね、ベッキーさんシリーズ。読みたくなってきちゃった・・・・。