辻村深月 光待つ場所へ | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

やっとこさ熱が下がりました。なんだかフワフワした身体とボンヤリした頭で週の後半を迎えてしまいましたが、今週は数字を追いかけることも提出物に追われることもなかったのでなんとかミスなく終れそうです。

 先週くらいに仲良し後輩が「バステトさん、この本良いから買ってください!!」 とものすごくオススメしてくれました。

光待つ場所へ 辻村深月著 (講談社文庫) 『光待つ場所へ』
 あらすじ:大学二年の春。清水あやめには自信があった。世界を見るには感性という武器がいる。自分にはそれがある。最初の課題で描いた燃えるような桜並木も自分以上に表現できる学生はいないと思っていた。彼の作品を見るまでは(「しあわせのこみち」)。文庫書下ろし一編を含む扉の開く瞬間を描いた、五編の短編集。



 最近の辻村作品は私、ちょっと入り込めなくてダメだったのですが、こちらは後輩ちゃんとすっごく辻村作品にハマりまくっていたときの登場人物のスピンオフなんですよ☆開いた瞬間うれしくなってしまいました。

『冷たい校舎の時は止まる』の清水、『スロウハイツ』のチハラトーコ、『凍りのくじら』と『名前探しの放課後』の天木と松永

本編の中では端役だった人物が成長した姿が読めて楽しかったです。まさにこの4作品が私と後輩ちゃんが辻村作品にハマっていた時でした。

私が一番好きだったのは最後の「樹氷の街」です。『凍りのくじら』では弱々しかった郁也が成長して才能に磨きがかかっているし、理帆子も出てきますよー!!

少し埃っぽい教室の雰囲気とか、合唱コンクールの思い出なんかも思い出されてきて学生時代が懐かしく思いだされました。

残念ながらうちの中学は地区で一番の問題中学でガラス割れてたし(途中から教育委員会から補助でなくなりました)警察のパトロールとか頻繁にあったし、郁也みたいな天才もいなかったけどなかなかエキサイティングな中学生活(前半ほとんど登校してないけど)も青春だったんだなぁ~と読み終わった後しみじみしてしまいました。

秋は感傷的になっていけません。

 そろそろ旅行行きたい病が発病しそうでウズウズしているのですが、<Q.E.Dシリーズ>読んで気を静めています。今は『六歌仙の謎』奈々ちゃんやタタルと一緒に京都旅行気分を味わっています。