南極料理人 | バステトの本ブログ

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昨日は暑くて、朝方ベッドから床に移動して這いずった挙句、自分の部屋のドア付近で寝ていました。クーラーつけながら寝ると翌日身体が重いしお腹も冷えるのであまりつけたくないのですが、もうそろそろどうにも我慢できなくなってきそうです。
ちょっと異常な暑さが続いているので、もう少し暑さ、落ち着いてくれないかしらね。せめて30度前後に!!!

 先日DVDを観ましたよー!非常に平和すぎる映画で和みましたし、暑くて減退気味の食欲もこの映画観てちょっと持ち直しました。

南極料理人

 堺雅人主演のこの映画、料理人の西村(堺雅人)が氷点下54℃、ペンギンもアザラシも細菌さえ存在しないドームふじ基地へ南極観測隊の料理人として赴任。日本から14,000km離れた場所で8人の南極メンバーと約1年半を過ごす。


キャストが生瀬勝久(本さん(氷雪学者))、きたろう(タイチョー(気象学者))、高良健吾(兄やん(氷雪サポート))、豊原功補(ドクター(医療担当))その他のメンバーも個性豊かすぎる。(実際映画上でもものすごいみんなキャラ立ってます)


南極料理人っていうタイトルだけあって料理&食事シーンが多いこと多いこと。ほとんどご飯って言ってもいいくらいの料理の数々ですがどれも本当に本当に美味しそうなんですよ!!!限られた生活の中で至極の楽しみは食事ですからねー。

 観測隊が観測中にお昼の時間になるのですが、ドクターが漕ぐ自転車の後ろに乗りながら西村がハンドマイクで「皆様お昼の時間になりました~。おにぎりと豚汁ですよ~~」って放送するシーンがあるんですが、その後担任が基地に向かって全力疾走するところとかホント笑ってしまいました。
みんなそれはそれは美味しそうに食べるんですよ。豚汁食べたいーーー!!ってなります。

 あとはみんなで氷点下30度の中で野球したり、隊員の誕生日をみんなでお祝いしたり、すっごい楽しそうです。
事件が起こるわけでも、トラブルが起きるわけでもなく、隊員全員が限られたもので精いっぱい気晴らししているのがよくわかります。


タイチョーが夜中に西村の部屋に訪ねてきて「西村君、眠れないよ」 西村:「それは、ドクターにお願いします」 タイチョー:「眠れないんだよ」 というシーンは本当に本当に食って大切なんだなって思います。

 1年半南極にいるわけですから美容院にも行けないわけで、みんなすっごく小汚くなってくるんですがそれもまたイイですよー!

その他にも海老フライコールや兄やんの「結婚してください」宣言や「渋谷とか行きたいなぁ」の呟き、タイチョーの「オオロラ?・・・そんなもの知るか!」発言など、見たら吹き出す小ネタが盛りだくさんです。


原作も是非読んでみたいです。

面白南極料理人