堀 辰雄著 風立ちぬ/美しい村 | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

毎日毎日暑いですねぇ。ただいま絶賛夏バテ中なのですがとりあえず口を大きく開けたり物をよく噛んで食べられる有難みがよくわかったところなので口に詰め込むようにしてご飯は食べています。食べられるときに食べておかないとこれからの本格的な夏に耐えられる自信がありませんからね・・・・。


そうそう!顎関節が治ったんですよ!!顔面矯正(?)みたいなところに行ってきたのですが、私の顎のライン触った整体師の方が「痛くて開かないの左顎ですか?」と聞いてきたので「そうです。口開けると痛いんです!!」と訴えたところ「でしょうね。はまってないです。顎外れてます。」と言って瞬時に直してくれました。治療後ちゃ~んと口が開くようになりましたよ!!まだちょっと痛いけど、顎ははまってないまま無理に口をあけていて関節(?)にちょっと炎症が起こっているみたいなのでそれが治まるまでの辛抱みたいです。は~。とりあえず口が自由に開くようになって一安心でした。



こちら、夏の文庫フェアに混じってこちらも平積みされていました。

風立ちぬ/美しい村 堀 辰雄著 (角川文庫) 『風立ちぬ/美しい村』
 あらすじ:風のように去ってゆく時の流れの裡に、人間の実体を捉えた「風立ちぬ」は、生きることよりは死ぬことの意味を問い、同時に死を越えて生きることの意味をも問うている。バッハの遁走曲(フ-ガ)に思いついたという「美しい村」は、軽井沢でひとり暮しをしながら物語を構想中の若い小説家の見聞と、彼が出会った少女の面影を、音楽的に構成した傑作。ともに、堀辰雄の中期を代表する作品である。


 スタジオジブリで今月の半ばに公開される【風立ちぬ】 ですからね。そりゃ勢い込んで購入し、読み始めましたよ。
私、この小説のこと知らなかったのと、ジブリの公式HPであらすじをサラッと読んでいた後だったので、いつ飛行機作り始めるのかしら??とか思って読んでましたよ(そして読み終わっちゃったよ)!!!完全に間違った読み方だったのであまり感想がありません。

八ヶ岳のふもとにあるサナトリウムに結核を患う女性とすごす婚約者の日記、みたいな感じです。

携帯小説によくある設定ですが全然厚みというか雰囲気が違いますね。迫りくる死を穏やかに受け入れ、残された日々を誠実に丁寧に生きている女性と、それを見守りつつよりそって暮らす日々の婚約者の日々です。この小説と堀越次郎がミックスされたジブリ作品、今から楽しみです!!!

姉が映画を見に行った際、【風立ちぬ】の予告でハンカチぐっしょりになるほど涙したらしいです。予告見た方います??

 私なんて昨日我慢できなくて家のCD置き場からユーミンのCDひっっぱり出してひこうき雲 聴いちゃいましたよ。

 見に行く日が楽しみです☆