森 晶麿  黒猫の遊歩あるいは美学講義 | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

今日も東京は良い天気です。洗濯物を干したり、布団を干したりしたらさぞ気持ちよくふかふかになってくれることでしょう。が、残念ながら仕事なので悲しく一日フロアに籠もって仕事します。

 昨日の短大会は楽しすぎて料理の写真を一枚もとりませんでした。が、見た目も美しく食べたら美味しい!という満足ぶりで思い出にのこる女子会(という名の忘年会)になりました。

 楽しい時間はあっと言う間にすぎさり、帰宅したのが午前0時過ぎてまして急いでお風呂に入って寝ましたが、寝不足で瞼が重いです。今日が金曜日で良かったなぁ。。



ハジメマシテの作家さんです。

黒猫の遊歩あるいは美学講義 森晶麿著 (早川書房) 『黒猫の遊歩あるいは美学講義』
 あらすじ:でたらめな地図に隠された意味、しゃべる壁に隔てられた青年、川に振りかけられた香水、現れた住職と失踪した研究者、頭蓋骨を探す映画監督、楽器なしで奏でられる音楽。日常のなかにふと顔をのぞかせる、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒猫」は、美学理論の講義を通して、その謎を解き明かしてゆく。第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。

月まで/壁と模倣/水のレトリック/秘すれば花/頭蓋骨のなかで/月と王様


 読書欲が減退したままでなかなか読書の感想が書けませぬ。

 が、久しぶりに寄った本屋さんで平積みされていたのがこちらの本でした!なんだか気になるタイトルと、カワイイ感じの表紙のデザインに惹かれて購入しました。
 短篇なので夜寝る前に少しずつ読んでいきました。まだ読書欲はないけれど、やっぱり読書は面白いものですね♪♪


 ポーの研究者で院生である主人公・私 がワトソン役。若干24歳で教授に登り詰めた通称・黒猫 がホームズ役です。 この二人は大学が一緒で同い年。主人公は黒猫のお付き役も務めているので二人はいつも一緒です。

 これ、雰囲気的には『謎解きはディナーの後で』みたいな感じです。本格ミステリーを期待して読むと拍子抜けします。
が、『謎解きはディナーの後で』の雰囲気が楽しい!と思う人なら絶対楽しいと思いますよ!私は好きな雰囲気の一冊でした♪

 短篇ごとにポーの小説が絡んでくるのですが、ポーの小説を読んだことがなくても大丈夫です。実際私も『アッシャー家の崩壊』と『モルグ街の殺人』くらいしか記憶に残っていませんでしたが、小説の中で黒猫が主人公に向かって丁寧に説明してくれているので作品自体を知らなくても困りませんでした。(短篇の最初のページに、ポーの小説の簡単な説明が書いてあるのも助かります)

 事件自体はそこまで深刻ではなく、むしろ別に謎が解けなくても誰も困らないようなことばかりです。が、日常の謎を黒猫と主人公が解く過程がなんだかほのぼのしていていい感じなのです。

 主人公は黒猫にほのかな恋を抱いていますし、黒猫も憎からず思っている様子(むしろ愛しいと思ってるんじゃなかろうか)。二人の距離感が焦れったいけど、その焦れったさがまた良いのですよ♪♪

 これもシリーズになってくれないかしらねぇ。


 ライトな謎解き小説としても楽しめるし、黒猫と主人公の恋の行方を楽しむのも良し!

 今日の夜は読み返そうかな~と思っています。あと、ポーの小説もちゃんと読もうかな、とも思いました♪