国語の教科書に出てきたちょっと好きな話 | バステトの本ブログ

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 国語の教科書って色んな作家の話が沢山載っているので楽しいです。「次はどれを習うのかな~」なんて新学期早々に配られた教科書をめくりながらウキウキしていた記憶があります。

 中学に入ると資料集として便覧が加わりましたが、あれも純文学に触れる機会を作ってくれた大事なものです。

 さて、心に残っているのは色々あります。

 みんなが知っている、『スーホーの白い馬』 や、『ごんぎつね』 『ちいちゃんのかげおくり』 は小学生の頃に家の朗読の宿題で毎回涙で最後まで読めない、という自体に陥っていました。授業中はさすがに泣かなかったけど、多分今読んでも泣くような気がします。
 ちいちゃんが保存食である、干し飯(ほしいい)を囓るシーンは今でも思い出すだけで涙腺が危ない。戦争は絶対ダメ!ちいちゃんのような思いをする子がいるような世界じゃダメ!!と強くおもいました。

 心がホッコリするようなのもありますよね。

『モチモチの木』 は切り絵がすごく印象的でした。モチモチの木が綺麗なんですよねぇ。

『赤い実はじけた』 は小学6年生の教科書に載っていたような気がします。
-「赤い実がはじけるって、どんな感じかしら。」想像するとなんだかどきどきしてくる。それは本当だった。まったく突然。急に胸が苦しくなって。パチン。思わず飛び上がるほど大きな音を立てて、胸の中で何かがはじけたのだ。-
 今でも大好きで、読むとキュンッとなる作品です。いいなぁ~。。これは小学生の教科書から外さないで欲しい作品のひとつです。


勇気をもらえた作品もあります。『スイミー』
 姉弟達とはぐれ1人になったスイミーは旅をするうちに広い世界と出会っていきます。大きな魚にも知恵と勇気で小さくとも立ち向かうことができる、というストーリーに勇気をもらえました。


 不思議と中学生の教科書の記憶がないのはなんでだろうか。。やっぱり授業そっちのけでコナン・ドイルとアガサ・クリスティーに夢中になっていたからかしらね。
でも『伊豆の踊子』 はよかった。ただこれは教科書に載っていたから読んだのか、便覧であらすじを読んで自分で買って読んだのかは記憶が曖昧。


 高校の現国の時間は日本の小説を沢山読んでみよう!と思うきっかけを頂いたような貴重な時間でした。

 『坊ちゃん』 『こころ』 『高瀬舟』  はすごく印象的でした。
 『こころ』と『高瀬舟』は現国の授業中、環境の○○~ というような教題をやっていた時にあまりに興味がなさすぎて(先生ごめんなさい)暇つぶしに・・・と思って読み始めたらすっかり真剣に読んでしまっていました。

 教科書に顔を突っ込むようにして読み込んでいた(しかも泣きながら)せいか先生にばれてしまって、「バステト!それはこの教題終わったらやるから今は頼むからこっちに意識を向けてくれ!!!」と注意されてしまいました。そりゃそうですよね、ごめんなさい。

 こう考えると名作ばかりですね!でもきっと教科書がなかったらなかなか読む機会がないジャンルだったような気がします。ありがたいことです。


 最近は読書熱がすっかりなくなってしまって本屋に行っても心惹かれる小説になかなか巡り合わないのですが、今この話しをしていたらちょっと読書熱がチラリと甦ってきたような気がします!!

あぁそれにしても『赤い実はじけた』は是非とももう一度ちゃんと読んでみたいものです!!!