近藤 史恵 寒椿ゆれる -猿若町捕物帳- | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

東京の天気は本日曇り。夕方から大荒れの天気になるとのことだったので今はきっと嵐の前の静けさなんだわ。。

 昨夜は関東(っていうか家の周りだけだったのかしら)は風がものすごく強かった。裏の森の音がうるさくて!!!!ということで今日は一睡も出来ずに終わってしまいました。あまりに眠れないのと、暇なので丁度空気が入ってきてしまったジェルネイルを落とすことにしました。どっちみち金曜日には新しい爪になる予定だったのでまぁいいか・・・と。アセトンできちんと最初から綺麗にとればよかったのにあまりにパカッと剥がれるので毟ってしまいました。その結果爪の表面が傷だらけです・・・。今改めて爪を見てもヒドイ・・・この爪で人と会うのかと思うとちょっと切ないです。早く金曜日になってプロに綺麗にしてもらいたいです(><)


寒椿ゆれる 猿若町捕物帳 近藤 史恵著 (光文社文庫) 『寒椿ゆれる 猿若町捕物帳』
 あらすじ:男前ながら堅物の同心・玉島千蔭。今日もその周囲では事件が起こる。美貌の花魁・梅が枝、若手人気女形・水木巴之丞らの手も借りつつ、江戸を騒がす不可解な事件の解決にあたる。今回は、女が苦手な千蔭に久しぶりに“兵”の見合い相手が登場。事件の行方、そして、千蔭の見合いの行方は…。江戸が息づく傑作シリーズの猿若町捕物帳、待望の第四弾が文庫化。


あぁ。とうとう読み終わってしまいました。これって続くのかしら?続いて欲しいような、もうこの辺で楽しみは終わりにしたいような・・・

 今回も千蔭ったらニブチンです(笑)小者の八十吉も色恋には疎いので賢い周囲にはとっくに分かっていることや、すぐ気づくようなことでもなかなかこの二人はたどり着けません。でも、そういうところがきっと人気女形・巴之丞や美貌の花魁・梅が枝 等々が放っておけない魅力の1つなんでしょうね♪♪

さて。ここからはネタバレしまくるので未読の人はご注意ください





 千蔭のお義母上のお駒がご懐妊です☆つわりがひどくて食べ物が全然口に入りません。千蔭も心配そうです。巴之丞になにか滋養に効く食べ物はないか?と聞きに行ったりするのが千蔭の良いところの1つです。
 さらにお店の人にも便宜を図ってもらうためにきちんとお願いするところも良いですねぇ♪ 役職や立場で脅すのではなく、人と人との対等さを尊重している千蔭の姿勢はとても素敵です。

今回で千蔭ったら結婚しちゃうかと思った!「えぇーーー!!梅が枝はどうするのよぉぉぉ」と思って物語り自体は平和な展開(?)なのに私は手に汗握る展開に感じましたよ。色々ありまして千蔭のお見合い相手は別のお方のところに嫁ぐことになったのです。この過程の話しには梅が枝が前回、千蔭を困惑させた梅が枝の血誓書!!!!キャー♪

 ラスト、オマケ的な扱いでしたが梅が枝と千蔭の会話がなんだか幸せそうでこっちまでちょっと嬉しい気持ちになって読み終えました。
 この後どうなるのかな。千蔭なら自分が正しい、と思ったら常識もあっさり覆して突破してしまいそうだからも、し、か、し、て♪♪