渋川晴海の生涯をかけた大勝負。碁を以てお城にお仕えしている身で在りながら日本の暦を作り変えるという大事業に身を投じながらも、算術を愛し、事業に関わった仲間達を敬愛した晴海の人生に感動しつつ読み終えました。
本の厚さも辞書くらいあるし正直持ち歩きには苦労しますが何度でも読み直したくなるし、大切にしたい一冊でもあります。
ジョロジョロと涙と鼻をティッシュで拭いつつ積読本であった文庫を読みました。
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藤谷 治著 (ポプラピュアフル文庫) 『船に乗れ!Ⅱ』
あらすじ:北島先生とともに臨んだホーム・コンサートを期に、距離感を縮めた津島と南。高校二年生となり、さらに音楽漬けの日々が続く。新入生たちのレベルの高さに焦燥感を覚えながら、それぞれが責任のある立場でオーケストラ発表会に向けての練習に取り組む。だが、平穏な日々は長くは続かなかった-。青春の”きらめき”と”切なさ”を奏で、怒涛の展開に読み出したら止まらない青春ストーリー、衝撃の第二巻。 |
Ⅰで夢中になったにも関わらずなんとなくⅡ、Ⅲを読み進められなかったシリーズです。だって冒頭で語りの”僕”が成長するとともに音楽一筋で生きていけなくなっている現在があるのが分かっているんだもの!!
えーと。今回はⅠでピアノの北島先生、ヴァイオリンの南、チェロのサトルでホーム・コンサートに臨んでからどんどん距離を縮めた南とサトル。
電話をしても喫茶店で話していても音楽一色の会話だけれどそれはそれで幸せな二人なのです。
新生の2年生になり、新入生のレベルの高さにたじろぎつつもオーケストラ発表会に向けて難解な曲と格闘。この過程は楽譜に書いてあることを技術的にこなせない即席団員の悲鳴と努力がすごく楽しかった。こうやって悲鳴を上げながら奮闘した思い出って大人になってから「あぁ、あのときは青春の真っ直中だったんだなぁ」と懐かしく思い出すところですよね。
この回はサトルにも南にもかなり大きな試練が待っています。
サトルに立ちはだかる試練は、「近々くるんだろうな」と想定できていたので驚かなかったのですが、南の変化にはビックリした。
Ⅲでどうなってしまうのか今から楽しみです!!どうなっちゃうのかしらドキドキ
