カラット探偵事務所の事件簿1 | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

 本日の花粉はMAX!!目がかゆい。そして鼻が出る。なんか鼻の中の粘膜も痛いしマスクが色んな意味で手放せなくなっています。
 今日は夕方から雨らしい。こんなに晴れているのになぁ・・・


 4月は現在の発表時点では部署変え等ないようなので一安心です。震災や原発問題で各地&東電が大変なことになっているので配置変えなんてしていられないんだと思いますが。。
 今日であの大地震から2週間。短いような長いようなの日々でございました。

 今日も会社近くのドラッグストアでは保存食系がスッカラカン、水は売り切れ、乾電池なし・・・という状態が続いています。

 水道水の問題でまたしても水を買い占める人多数。。アンタそんなに赤ん坊いるんかい!と思ってしまいます。


 地元のデパートは18時閉店なので仕事終わってからだと間に合いません。唯一やっている大型書店に入り浸る日々です(お金ないから買えないけれど)。そこで購入してみたハジメマシテの作家さん作品です

カラット探偵事務所の事件簿1 乾 くるみ著 (PHP文庫) 『カラット探偵事務所の事件簿1』
 あらすじ:あなたの頭を悩ます謎をカラッと解決いたします! 浮気調査や信用調査などを扱う普通の私立探偵とは異なり、謎解きだけを専門に扱うカラット探偵事務所。 探偵・古谷と助手・井上は毎回事件現場を訪れ、持ち込まれた事件を鮮やかに解決する! ファンとのメールのやりとりから作家の夫の浮気をあぶり出す「卵消失事件」、武家屋敷と呼ばれる豪邸で建物に突き刺さった矢が次々と見つかる「三本の矢」、祖父が作ったという三つの和歌から屋敷内に隠されたお宝を掘り当てる「兎の暗号」、差出人不明の手紙に同封された写真から父の居場所を見つけ出す「別荘写真事件」、団地内に配られた住人の不倫を告発する怪文書の謎を解く「怪文書事件」、古谷と井上の同級生の結婚式で、新婦の父親から風変わりな相談をされる「三つの時計」の6つのファイルを収録。 『イニシエーション・ラブ』『リピート』で大反響を巻き起こした、乾くるみの連作短篇ミステリ、待望の文庫化。



 タイトルが面白そうだったのと、内容が深刻そうではなかったことが買い手の決め手になったのですがなにぶんハジメマシテの作家さん。そしてやや苦手とするPHP文庫とあって最初から危惧要素は多分にはらんでおりました。

 結論:微妙!

 ハッキリと「全然面白くなかった」と言いたいところですが、お好きな方もいるかもしれないのでそこは伏せ字。私には合わなかったようです。

 殺人事件や大事件等には関わらない謎解き専門の探偵事務所なので当然流血とか物騒な内容は出てきません。それはいい、それは良いんだけど!!
 なんというか探偵の古谷と助手の井上の二人にどーーーーーやっても感情移入出来ないし二人の掛け合いもノれないしで正直言って前半からしてすでに読むのが苦痛でした。連作短篇なんですがラストのオチも「ふ~ん」程度の結果だし。。
 途中探偵・古谷の兄が探偵事務所に登場した意味も不明。意味あるのかな・・・
 ラストのラストに真相というか最大のビックリがあって「あぁそれで・・・」という感じはあったけれど、うーーーーん

 カラット探偵事務所の事件簿1 とあるので2もあるかもしれないけどこれで乾さん作品は購入しないかも。

 あぁ、藤谷 治著『船に乗れ!』 の文庫を購入すれば良かった(><) 藤谷さん作品も初挑戦なのですがずっと気になっている作品だったので読むのが楽しみだわ☆