田牧 大和著 身をつくし 清四郎よろづ屋始末 | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

連日暑い日が続きます。そうそう!私の海外旅行は一応一悶着ありましたが許可が取れました!わーいオーストラリア☆

 ただ、出発の日の半休がまだ認めてくれないので(定時ダッシュしても微妙な時間なの。。)もう一悶着起こさなくちゃいけないかもしれないけど。。

 金曜日はパスポートの申請に行って参りました!並んだり待ったりするのは嫌だったので(そのあと病院も予約してたし)あらかじめ申請書や写真をバッチリ用意していざ本厚木サティ7階へ!!!(出張所があるのです)

 誰一人待っている人はいませんでした。9時に行ったからかな・・・ちょっとしたフライングでしたわ・・・でもおかげで10分くらいで申請は終了できました!

 収入印紙を購入するのも同じフロアにあるのですが、そこのオバチャンの態度が凄まじく悪かった!窓口業務にあるまじき態度!!
よっぽど名前聞いてやろうかと思ったけどまぁそこはお役所仕事だから仕方ないのかな。。。(パスポート申請のオバチャンはとてもにこやかだったのにー)

身をつくし 清四郎よろづ屋始末 田牧 大和著 (講談社) 『身をつくし 清四郎よろづ屋始末』
 あらすじ:未練だな─元南町奉行所内与力筆頭・杜清四郎─根津権現近くで「よろず相談所」を開く清四郎は、自ら望んで、今こうしている、はずだった。「おふみの簪」「正直与兵衛」「お染観音」─次々と舞い込む事件を解くうちに明らかになる、その過去が、清四郎の秘密と苦悩を浮き彫りにしていく。気鋭の時代小説作家の渾身作。


 さて、ハジメマシテの作家さんです。今は読み返し週間で片っ端から本棚を漁って読み返しているのですがちょっと新しい風(本)も入れてみたくなり本屋(やっと金曜日に行けたの!!幸せ)で見かけたこの本を読むことにしました。

大当たりだったわ~♪

 美男のよろづ屋 杜 清四郎は元奉行所内与力筆頭としてお勤めしていたのですが、今はよろづ屋。
その過去も清四郎らしく潔いというかねぇ、抱え込んでしまった苦しみなんですよ。

 今は静かに町人として静かに暮らしていた_ハズだったのですがねぇ

 色々と問題に巻き込まれてしまう清四郎。
 物語が進むにつれて清四郎の過去や抱えている闇が明らかになってきますよ

 過去の苦しみも全部知っていて、自分は奉行所のお偉いさんになったっていうのに相変わらず清四郎のことが心配で見守っている小暮涼吾と、同心として相談事を清四郎に持ち込む割には清四郎のことをなんだかんだ気に掛けている松田。

 小暮さんはすっっっごく優しいので、清四郎のことがものすご~く心配なのです。だけどその優しさが清四郎をちょっとばかり傷つけてしまうんですけど。

 惣菜屋の女将であるお染さんもサバサバしてカッコイイし、これはシリーズ化してくれないかな~。。