土曜日に関東も梅雨明けいたしまして、猛烈な暑さで困る。
ガリガリ君とハロハロの売上げに大いに貢献しつつ夏バテまっしぐらです。
こんなんで私、残暑が厳しい京都(8月27日から2泊3日)に旅行に行けるんだろうか・・・とちょっと心配。でも一緒に行く仲良し後輩は既に夏バテでアイスしか喉を通らない状態なのでヨレヨレ二人の旅行になりそうです(^^;)
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金城 一紀著 (角川文庫) 『フライ,ダディ,フライ』
あらすじ:鈴木一、47歳。いたって平凡なサラリーマン。ただし家族を守るためならスーパーマンになれるはずだった。そう信じていた。あの日が訪れるまでは─。一人娘を不良高校生に傷つけられ、刃物を手に復讐に向かった先で鈴木さんが出会ったのは─ザ・ゾンビーズの面々だった!脆くも崩れてしまった世界の中ではたして鈴木さんは大切なものを取り戻せるのか。ひと夏の冒険譚がいま始まりを告げる。 |
いやぁ、夏にぴったりの熱い物語でした。
平凡なサラリーマン鈴木一は平凡ながら日々の生活に満足していた。毎日の会社と家の往復、愛する妻、可愛い娘。
平凡な人生の中で予想もしていなかった生活の変化。鈴木一はオヤジから”親父”になる為に戦う決意をする!
金城さんの作品に手を付けてなかった私って一体・・・ と思うほど今現在かなり夢中な作家さんです☆
在日韓国人の高校生 朴君に鍛えられて日々変化する鈴木さんを読みながらも本気で応援してしまいました。
この高校生がいいです!鈴木さんを鍛えたり(鍛えたのは朴君だから)、励ましたりしているのは世間でいうところの”不良”高校生。
高校のホストコンピューターに侵入して全校生徒の成績表を全てオール5に書き換えちゃったりするかなり手強い高校生です。
でもみんな(鈴木さんを含めて)真っ直ぐなんだよなぁ。。朴君はちょっと照れが先になっちゃってちょっと素直とは言えないけど、言うことややることが一貫していてぶれないし、サラリーマン鈴木さんを応援する仲間の高校生達は本当に真っ直ぐで素直だしとっても可愛いです。
高校生の仲間で一番好きなのは山下君だ。
泣き虫でドジ。ボールを投げれば跳ね返って自分の鼻を直撃し、廊下を走れば転んで鼻血を出し、階段を上れば下まで転げ落ちる・・・
私、鈍くさい登場人物は嫌いなんですよ。読んでいてイライラしてくるから。
でもこの山下君は違う。
悲しいときは顔を歪めて泣くし、嬉しいときは満面の笑み。 感情が豊かで優しいから仲間にも愛されて面倒みてもらえるのねぇ。
金城作品はまだ数える程しか読んでいないけど、1作品に一人は絶対愛されキャラが登場しますね。私大好きだ!山下君!!
ストーリー的にはひねりがあるとか、波乱があるっていうのはないのですが鈴木さんがひたすら家族の為に頑張るところとか、自分より年下の高校生の言動にハッとさせられている鈴木さん。それから仲間を大切にしている高校生の仲間達をいつまでも読んでいたい気持ちになりました。
これ、『レヴォリューションNO.3』の続き(?)だったのですね。なんにも考えないで読んじゃったよ。。
でも、なんの知識もなくてもかなり楽しめましたよ~♪
金城作品に夢中なんですが、今はまた時代小説を読んでいます。あぁまた本屋に行って新しい本探しに行かなくちゃ♪
