佐竹 一彦著 駐在巡査 | バステトの本ブログ

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金曜日~♪ということは、今日は夜が明けるまで読書しても良いってことだ♪
 あー幸せ★
 しかし、折角の金曜日なのに雨。しかも最近なかったくらいの降りっぷりですよね。 
 ここまでガッツリ降ってくれると傘のさし甲斐があります(笑)

 今日は朝から雨だったので、ハードカバーをやめて文庫にしてみました★
 久しぶりに読み直すこの本。淡々と日々が綴られていて和む(^^)
 
駐在巡査 佐竹 一彦著 (角川文庫) 『駐在巡査』
 内容:四方を山に囲まれた人口六〇〇人あまりの絵に描いたような僻地の山谷村にある「駐在所」に猪熊喜三郎巡査が赴任した。その直後、殺人および死体遺棄事件が発生!平和な村は大騒ぎに。だが、捜査は依然、難航し解決の糸口は全く見られない。容疑者はもちろん、犯行の動機も、被害者の足取りさえも、いまだ不明のまま。そんな中、猪熊巡査が「原点」に戻って再捜査を開始すると事件は思わぬ展開に…。元警視庁警部補が描く初めての駐在ミステリー。


 四方を山に囲まれた人口600人の村にある駐在所。600人ってコトは、みんな知り合いな訳です。

交番や警察署って近寄りがたいイメージがあるけど、猪熊巡査と妻清子(だっけ?)の住む駐在所には色んな村人が立ち寄ってくれたりお裾分けしてくれたり。村人の一人としてちゃんと認められています♪

 村ならではののんび~り感がなんか和む(^^)

 近所の村人が立ち寄って色々猪熊巡査に村のうわさ話をする場面がいくつも出てくるんですが、
「北の酒屋のヤツが・・・」
「あぁ、山中さんね。あそこがどうしたの?」
 みたいに、ツーと言えばカー(古)な感じで近所ならではの昔からの名称と、名字が瞬時に繋がるところは、  あ~密に繋がってるなぁ と感じます。

 春夏秋冬に一章ごと別れて事件が発生するんだけど、そのたびに県警がやってきます。聞き込みをしたりするけど、村人はスーツを着て革靴の人間を信用してないので、なかなか口を割ってくれません。

 まぁ当たり前ですけどね!事件は日がたてば解決するけど、村人同士の付き合いは一生な訳ですから(^^;)

 猪熊巡査はいつものように村中をパトロール。畑で出会った近所の人達の日常会話からヒントを得たり、妻からのうわさ話を聞いたりとわりと自然に聞き込みしてます。
 それが思わぬ閃きと相成って事件解決に貢献するんですが。。

 話全体も淡々と進んでサクサク読めるので好きですが、一番好きなのは、猪熊巡査の妻の清子。
 柔軟な頭で発想し、意外に夫に事件のヒントを与えてます!

 結婚当初は警察の仕組みが全く分かっておらず、夫に「今日は泊まり込みだよ」と言われ、署にパジャマやバスローブまで持って行って署長さんに笑われてしまった経験を暴露してます。なんだかカワユイ奥さんでした(^皿^)