森 博嗣著 すべてがFになる | バステトの本ブログ

バステトの本ブログ

本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

すべてがFになる 森 博嗣著 (講談社文庫) 『すべてがFになる』
 内容:孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

うーん。本のブログを書いている方達のブログにお邪魔してみると、必ずと言っていいほどみなさん読まれていて、絶賛しているこの本!
すごい面白かったです。森さんは大学の学科を(たしか)PCとかのシステム系の学科を卒業なされているそうで、、すっごい詳しいです。
 PCのシステム系に知識がある人が読むと怖さ倍増っていうか、(いや、普通に読んでもすごいけど)鳥肌もんですよ!!!

犀川先生が素敵だわ~(笑)
ちょっと山岸凉子著『アラベスク』 のミロノフ先生みたい。あの自分の追求するものに関しては全てを犠牲にするところとか・・・

 孤島のハイテク研究室ていうのは、真賀田四季が開発したプログラム、レッドマジックなどで全部が制御されている。その真賀田四季が作ったプログラムが反乱するところから一気に物語りが面白くなってきます。
 PCに詳しい人ならなおさらのめり込むように読んでしまうんじゃないでしょうか。。私はちょっとかじっているだけなので意味不明なところが多々ありましたが(ただ凄いことが行われているってことは分かる(笑))それでも十分物語りの緊張感は伝わってくるし・・・

や、とにかくこりゃスゴイです。 あまりにも皆さんがブログで大絶賛しているので天の邪鬼な私はなかなか手を出せなかった作品なんですけど。
 しかも買ってからもモジモジしちゃってなかなかページを開くことが出来なかったんですが!!あぁ、もうこの天の邪鬼な性格が憎い(>_<)

あ、全然話しは違うけど、肩から15㌢ほどあった髪の毛を土曜日に美容院に行ってバッサリ襟足ギリギリまで切ってみました(^皿^)
 着物を着るので結えるように常にしていたのですが、、まぁ春ってことで・・・♪