昨日の全国合唱コンクール、高校の部の課題曲は辛気くさくてハズレでした。
来年こそは! と思ったんですが、来年の課題曲は、作詞が石田衣良さんなのはいいとして、作曲がちょっと分かんない人だった。
コンクール会場で発表されたのですが、現役高校生の反応が(素直に)とても微妙で 「あ~やっちゃったよNHK」という感じでした。
中学の部は来年の課題曲を作るのは いきものがかり だったので(今年はアンジェラアキ)高校生の方も期待していたと思うんですよ。今年は五木氏だっただけに(これまた青春にしては暗い歌詞だし) 来年こそ! という期待が大きかったんじゃないでしょうか?
さて、三連休中に読んだ本!
今回は初挑戦の作者です☆
|
幾田 道史著 (新潮文庫) 『殿様の通信簿』
内容:史料「土芥寇讎記」―それは、元禄時代に大名の行状を秘かに探索した報告書だったのか。名君の誉れ高い水戸の黄門様は、じつは悪所通いをしていたと記され、あの赤穂事件の浅野内匠頭は、女色に耽るひきこもりで、事件前から家を滅ぼすと予言されていた。各種の史料も併用しながら、従来の評価を一変させる大名たちの生々しすぎる姿を史学界の俊秀が活写する歴史エッセイの傑作。 |
徳川光圀―ひそかに悪所に通い、酒宴遊興甚だし/浅野内匠頭と大石内蔵助―長矩、女色を好むこと切なり/池田綱政―曹源公の子、七十人おわせし/前田利家―信長、利家をお犬と申候/前田利常其之壱―家康曰く、其方、何としても殺さん/前田利常其之弐―百万石に毒を飼うべきや/前田/利常其之参―小便こらえ難く候/内藤家長―猛火のうちに飛入りて焚死す/本多作左衛門―作左衛門砕き候と申されよ
という目次なんですが、殿様好きにはたまらない一冊でした(笑)
想像やドラマの中では殿様は上座にデ~ンと座って、扇で仰ぎながら「そちに任せる。 よきにはからえ。 大儀」くらいしか言わないでのんべんだらりと暮らしているのかと思いきや、昔ならではのお家取りつぶしを免れるために苦肉の策を弄した殿様や、茶目っ気たっぷりの殿様がいてなんだかとても読んでいて面白かった!
私がとくに笑ってしまったのが、前田/利常其之参―小便こらえ難く候 で、 ここで立ちションしてはならぬ と札が出ているところを目がけて立ちションし、出したい時に出さないといざというとき困る! という理屈をこねてみたり、 鼻毛をわざと伸ばして登城し、マヌケな殿様を演じてみたり。
楽しさがどうも伝わらないのですが、どの殿様も苦心してワンダーランドin江戸時代を生き抜いてきたんだなぁ~と感心しました。
で、もう一つ発見があったのが、徳川4代将軍(家綱)くらいまでは自由に城から出て門番に「ご苦労ご苦労」と声をかけたりしていたそうなんです。逆に奔放そうな8代将軍(吉宗)あたりになると、城から滅多なことでは出ず、身分の低い家臣は上様の顔を知らない人もいたそうです。
それから爆笑&ナイスガッツ!と誉めてあげたかったのは(どの章だったかなぁ?)嫉妬深い正妻が夫が別宅(?)で若い側室に入れ込んでいるというのを知ると薙刀を持って側室の部屋に殴り込みかけたりして夫の不貞を成敗したらしいんです!
私、爆笑しましたけど、その正妻に「ナイスファイト!!」と声援を送ってしまいました(笑) どの時代でも女性は強い。パチパチ
