正直に言います。
学校から「一度、直接お話ししませんか」と言われたとき、
私はその提案をお断りしました。
感情的になっていたわけではありません。
話し合いを拒否したかったわけでもありません。
「この状態で直接話しても、問題は解決しない」
そう判断したからです。
今回の件では、
いくつもの問題が同時に重なっていました。
- SNS上で子どもが否定的に扱われたという問題
- その問題が、まだ何も整理・解決されていないこと
- その状況の中で、公の場で別の対応が行われたこと
にもかかわらず、
学校側から提示されたのは
「まずは直接話しましょう」という提案でした。
でも、私は強い違和感を覚えました。
こちらには、判断材料となる情報が何も提示されていない。
相手側の認識や判断、整理された事実関係も示されていない。
その状態で面談をすれば、
話はどうしてもこうなります。
- その場の空気で話が進む
- 言葉のニュアンスで受け取りが変わる
- 記録が残らない
そして最後に、
「お話ししてご理解いただけましたよね」
という形で終わってしまう。
それでは、
何が問題で、何が判断基準だったのかが
何一つ整理されません。
特に今回は、
子どもが関わる問題でした。
子どもは、大人同士のやり取りをよく見ています。
曖昧な終わらせ方をすれば、
「声を上げたほうが悪くなる」
「問題は、はっきりさせなくてもいい」
そんなメッセージを、
大人が無意識に伝えてしまうことになります。
だから私は、こう伝えました。
「まずは、事実関係と学校としての判断を、
書面で整理してほしい」
これは強気な態度でも、
対話拒否でもありません。
順番の問題 です。
説明すべき側が、
説明を行う。
判断を下した側が、
その判断基準を示す。
その上で初めて、
「話し合い」が意味を持つ。
直接話して終わらせることは、
その場では楽かもしれません。
でも、
ちゃんと終わらせるためには、
記録と整理が必要だと、私は考えました。
争いたいわけじゃない。
責めたいわけでもない。
ただ、
子どもが関わる問題を、
曖昧なままにしたくなかった。
それだけです。
同じように、
学校や組織とのやり取りで悩んでいる方がいたら、
一度立ち止まって考えてみてください。
「今、求められているのは対話ですか?
それとも、整理ですか?」
私は今回、
整理を選びました。
それが、
子どもを守る一番の近道だと思ったからです。
※本記事は特定の学校・人物・競技を指すものではありません。
子どもを持つ一人の保護者としての経験と判断を整理したものです。