ウィンターカップを、こんな気持ちで見る日が来るとは思っていませんでした。
もう“ただの高校バスケ”じゃなく、完全に自分ごとになっていたからです。
娘も、同じ年代でコートに立っていた
うちの娘も、同じ年代でバスケをやっていました。
インターハイで引退し、そのあと希望していた大学に合格しています。
だから、後悔はありません。
進路としても、本人の選択としても、納得しています。
それでも――
同世代が、まだ全国で戦っているのを見ると
ウィンターカップの画面の向こうでは、
娘と同じ年代の選手たちが、全国の舞台で戦っていました。
しかも、ミニバスの頃から知っている子が、
全国の有名校のユニフォームを着て、
あの大舞台に立っている。
それを見て、胸が熱くならない親はいないと思います。
しかも、決勝まで行っていた
ただ出場しているだけじゃない。
決勝まで勝ち上がっていたと知って、
正直、言葉を失いました。
ミニバスの頃の、あの小さな背中が、
今は日本中が見ている舞台に立っている。
「すごいな」なんて言葉では足りません。
女子は、最後までどこが勝つか分からなかった
今年の女子は特に、
どこが勝つか最後まで分からない試合ばかりでした。
強豪が順当に勝つ大会じゃない。
一つのプレー、一つの流れで、
試合の景色が一気に変わる。
それはまるで、
彼女たちの3年間そのものを見ているようでした。
引退した娘の親として、思ったこと
娘は、もうそのコートには立っていません。
今は、別の目標に向かって歩いています。
それでも、同世代が全国で戦っている姿を見ると、
胸の奥で、何かが静かに揺れる。
「終わった側」だからこそ、
「いま戦っている側」の重みが分かるのかもしれません。
ウィンターカップは、
私にとってただの大会ではありませんでした。
娘の時間、友だちの時間、
そして“まだ続いている同世代の物語”が、
一つのコートに集まっていたからです。