もし俺が、長男に「大学へ行け」と言っていたらどうなっていたか。
いまの長男の就職の強さを見ていると、どうしてもこの仮想シナリオが頭に浮かぶ。
長男は工業高校に行って、先生の話、先輩の話、実態を見て判断したと思う。
同級生にも進学した子は多い。
進学しなかったのではなく、見た上で就職を選んだ。
いまの現実
いまの長男は、21歳で年収490万円。
家はかなり特殊じゃないかな、と思う。
平均で見れば、高卒21歳は300万円前後だと言われる中で、この数字は大きすぎる。
だから「就職でよかった」になる。
というか、そういう子育てをしていない。
大学=正解じゃないという教えで育ててきた。
もし「大学へ行け」と言っていたら
工業高校から、先生に勧められる大学へ進学。
私立で下宿なら、家として1,450万円くらいの投資になる。
大学の4年間でしかできない経験はある。
それは分かっている。
ただ、その4年間は社会人としての時間ではない。
仮にそうしていたら、長男は22歳で新卒1年目。
その時、いまの長男はすでに、4年分の現場と評価を持っている。
就職の強さとの対比
| いまの長男 | 仮想の長男(大学) |
|---|---|
| 21歳で年収490万円 | 22歳で新卒1年目 |
| 4年分の現場経験 | これから現場に出る |
| 会社の中での立ち位置 | 奨学金という借金 |
この差をどう見るか。
そこに、「もし大学に行かせていたら」という後悔と、「就職で正解だった」という実感が同時にある。
大学の4年間でしかできない経験はある。
それでも、工業高校で先生や先輩の話、実態を見て判断した長男の選択を、
いまの姿を見ていると、否定はできない。
一番いいのは、部活が強くて、就職も強い高校。
それが一番いいんだけどね。