部費が2,500円だと聞くと、正直「安い」と思う人が多い。
でも、ここで大事なのは金額じゃなくて、そのお金が“何に使われているか”なんだと思っている。
部活とクラブは「お金の性質」がそもそも違う
クラブチームは、人件費・施設費・運営費が含まれる。
一方で学校の部活は、保護者会の会計で回している。
だから本来、「クラブの月謝」と「学校の部費」を同じ物差しで比べるのはおかしい。 性質がまったく違うからだ。
強豪校と弱小校は、会計の“考え方”が違う
強豪校は、継続性を前提に予算を組む。
繰越金があり、ユニフォーム更新や大会遠征を見据えて管理する。
でも弱小チームは、「その時の親の感覚」だけで回ってしまうことがある。
「余ってるから使っていい」「自分たちが払った自分たちのお金」という感覚が強くなる。
実際にあった“ずさんな会計”
| 項目 | 予算 | 決算 | 差 |
|---|---|---|---|
| 弁当代 | 150,000円 | 300,000円 | +150,000円 |
| 卒部式 | — | 100,000円 | +100,000円 |
前年度の繰越が15,000円しか増えていないのに、
今年度は卒部式に50,000円を残す。計算すると実質赤字だ。
卒部式を2万円+記念品にしようとしたら、強い反対があった。
人数が減っても、出費は消えない
いまは2年9人+1年9人=18人。
来年は11人、2年後に5人になる可能性もある。
| 人数 | 月収(2,500円×人数) | 年収 |
|---|---|---|
| 18人 | 45,000円 | 540,000円 |
| 11人 | 27,500円 | 330,000円 |
| 5人 | 12,500円 | 150,000円 |
人数が減っても、ユニフォーム・ボール・ビブス・大会参加費は必要だ。
だから繰越金がないと詰む。
ユニフォーム更新の現実
ユニフォーム(15枚×2セット)は、約20万〜30万円かかる。
部員が5人なら、1人あたり4万〜6万円だ。
今のユニフォームは、たまたまコロナで繰越金が多かったから手出しなしで作れた。
でも、コロナ明けても卒部式に10万円を使い続けていた。
その場だけで動く怖さ
ずさんな会計は、数年後に誰かが苦しむ。
「自分たちは困らないからいい」じゃない。
先輩保護者として、先を見てあげないといけないと思っている。
部費は金額じゃない。中身で判断する。
そう考えると、クラブチームの会費は、決して高くないと感じている。