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AIと親父とバスケのブログ

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推薦で大学が決まった娘が、はじめて「ただ楽しむ旅」を計画している。
まだ行っていない。
でも、もうそれだけで、なんだか少し胸があたたかくなる。


娘は、中学校からバスケで私立中に進んだ。
ほとんどの時間をバスケに使ってきた。
放課後も、週末も、長期休みも、だいたい体育館か遠征だった。

引退してからは、今度は受験勉強。
修学旅行も、部活の関係で行っていない。

つまりこの数年間、
「何も考えずに友達と遊ぶ時間」が、ほとんどなかったということだ。


今回のグランピングは、そんな娘が友達4人で計画している。
クラスの子と、バドミントン部の子たち。
バスケ部ではない。

それを聞いたとき、正直ちょっとホッとした。
「ちゃんと、バスケ以外の世界を持っている」と思えたからだ。


行き先は県外。
高速バスで行って、近くのスーパーで買い出しをして、
ピザを焼いて、ジェラートを食べて、バレルサウナに入って、
部屋にはお風呂もついているらしい。

全部、娘たちが自分たちで段取りしている。
正直、親の私は、いまだにどこに行くのかはっきり知らない。

でもそれも悪くない。
もう、全部を把握しなくてもいい年齢になったんだと思う。


この旅行ができるのは、推薦で大学が決まったからだ。

勝ち負けも、評価も、偏差値も、受験も、
いったん全部、終わった。

やっと来た、
「何にも縛られない時間」


だから私は、こう言った。

「修学旅行、部活で行ってないから。楽しんでね」

それ以上、何も言わなかった。
心配もあるけど、それよりも、
「よかったな」という気持ちの方が大きかった。


親ができることは、
もう細かく口出しすることじゃなくて、
ちゃんと外に出ていく背中を見送ることなのかもしれない。

娘のグランピングは、まだ始まっていない。
でも、あの時間はもう、娘の人生の中で、きっと大切な1ページになる。