修学旅行の話になると、なぜか昔の記憶が一気に蘇る。私の時代は、まず「木刀を買うやつ」が絶対にいた。理由なんてなくて、ただテンションだけで買って、帰ってから全く使わないという定番コース。
泊まった本能寺ホテルは、子どもには妙に怖く感じた。夜の静けさや建物の雰囲気が独特で、友達と固まって移動した記憶がある。なぜだか分からないけど、あの“怖さ”は今でも残っている。
そして私は背が高かったせいで、いつも移動は最後尾。バスガイドさんの説明なんてほとんど聞こえず、「何て言ってた?」と前の友達に聞きながらひたすらついていく。それでも、あの時の景色はしっかり覚えている。
そんな自分の経験を思い出すと、ふと思う。
—子どもたちは今、修学旅行のどんな景色を見て、どんな感情を持って帰ってきているんだろう。
親が知らないだけで、修学旅行は“人間関係のドラマ”が一番濃い3日間だと思っている。
■ 小さな仲間関係の変化が一番の思い出になる
誰と歩いたか、どこで待ったか、誰の買い物につき合ったか。中学生にとっては、そんな些細なことがすごく大事で、深く心に残る。
グループ行動での距離感、バスの座席、食事で隣に座る相手…そういう一つ一つが、子どもたちの“今の人間関係”をそのまま映し出す。
■ 誰に気をつかって、誰と気を抜いていたか
学校では分からない細かい関係性が、修学旅行では全部顔を出す。
- 本音を言える友達は誰か
- 自然と距離が生まれる相手は誰か
- 意外に気が合う子が見つかったり
- 気を使いすぎて疲れてしまう子もいる
親に言わなくても、子どもはいろんな感情を経験して、少しずつ成長して帰ってくる。
■ 親が知らない“裏側のドラマ”が必ずある
楽しいだけじゃない。修学旅行には、必ず小さなドラマがある。
- ちょっとしたケンカ
- 仲直りの瞬間
- 夜に泣いてしまう子
- 友達同士で助け合う場面
親にはほとんど話さないけれど、子どもたちは旅行中に“自分の立ち位置”や“友達の大切さ”を強く感じている。
だから修学旅行は、ただのイベントではなく、「人としての成長が一番大きい3日間」なんだと思う。
親としてできるのは、帰ってきた子どもの表情や言葉の温度を感じ取りながら、ゆっくり話を聞いてあげること。それだけで十分だ。
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