ロイと黒猫の物語 (短編) | 酸素がログアウトしました

ロイと黒猫の物語 (短編)

「今日も客はなしかぁー」

絵描きの少年はつぶやいた

彼の名前はロイ…

ロイは客の似顔絵を描く

仕事をしている

でも全然客が来ない

不況だからしょうが無いか…

そう呟いて今日も店じまいだ…

すると今日は珍しい客が来た…

ニャァー

捨て猫だ

その姿わ

真っ黒で小汚い

だが目の奥だけは

綺麗に澄んでいた

自分に似た姿だった

その時俺は急に親近感が湧いてしまい

家に連れて帰り

ルイと名づけた

彼は学校から帰ってくれば

何時もルイの絵を

ずっと書いてその絵を売った…

売れるのは1日2枚程度だ

「まぁ昔の生活よりましだな…」

そう思って家に帰る

その帰り道で

何時も親切なおばさんに野菜と少しの魚を貰う

家に帰り

ルイの帰りを待つ…

ルイは家の中にいた

僕は嬉しくて

ルイを抱き上げた

だが

「…ル…イ……?」

ルイの対応が無い

さらに体が冷たい…

「…ルィ…?!?!ルイ…ルイ!!!」

ロイは泣きながら叫んだ

だが

その声もむなしく

雨の音に打ち消されてしまう…

ロイはルイを抱えて走った

町の獣医のいるところえ…

だが…

どこも

「金が無いんじゃ帰るんだ」

それの繰り返しだ…

2・3軒周った後だ…

もうだめだそう思ったその時

「…ニャ…ァ・・ー」

え…

少年は驚いた

それと伴って

急に涙が出た…

ルイ!!!!!

彼は思わず叫んだ

まだ間に合う

そう思い

最後に力を振り絞って

走った…

そしてやっと着いた

最後の一軒…

そこわ優しかった…

状況を話すと

「そんな事はどうでもいいから

早く治療するんで入りなさい」

あの人は優しかった…

そしてルイも元気になったぁ…

だが猫が元気になったが

少年の体力はもう底を尽きていた…

少年ロイは

家に着き

猫を抱えたまま就寝した

そして

少年ロイは起きなくなった…