なかしゃん物語…(上巻)
彼はまた一人●行きにしてしまった
そうその●行きにされてしまった
彼こそがこの物語の主人公であった
彼の名前はなかしゃん…とでもいっておこうか
彼はとても唄が好きだった好きで好きでたまらなかった
学校の業間の間昼休みの間ひたすら歌っていただが
丁度1年前の今日事件は起きた
とうとうなかしゃんはアイツの射程距離にはいってしまった
ドン!!! 机が蹴り飛ばされる音とともに
アイツの罵声
「へたくそが!!!消えちまえ」
そんな事が毎日続いた
次の日も次の日もまた次の日も何時まで経っても罵声が止まらなかった
そしてアイツがなかしゃんに罵声をくらわせてから
丁度一カ月がたった時だった
なかしゃんのあの綺麗な歌声は学校に響かなくなった
とうとうなかしゃんもか…
皆が口をそろえて言った
そんななか
なかしゃん家でひたすら唄を歌っていた
大好きなアニソン ボカロ系統の唄 大好きな歌を唄っていた
俺はなかしゃんが来なくなった日から
学校帰りに毎日かかさずなかしゃんの家に行った
俺がなかしゃんの家に通い続けて1か月
なかしゃんが俺は俺に言った
「俺昔より唄上手くなったんだ…だから…」
ニコニコ動画に乗っけるのか?
なかしゃんが言葉を濁していたので俺が代わりに言ってやった
そしたらなかしゃんは嬉しそうな顔をしていた
よしそれじゃあ収録しよう
俺は笑顔で言った
なかしゃんの唄声を1カ月ぶりに聞いた
なかしゃんの唄声は
雲一つなく青く綺麗に澄んだような唄声
だった
俺はその唄声を聴いて何も言えなかったただ急に眼から涙が流れた…
「どうしたの?」
なかしゃんは俺に問いかけた
「お前…この一ヶ月間何があったんだ?」