40年代といえばアメリカンスタイルの確立。
徐々にアメリカが自国のファッションを作り出すようになった時代です。
また戦時中ということもあり、労働者向けにカジュアルなファッションが普及します。
当時、このアメリカンスタイルの中心にいたのがアメリカのデザイナー、クレアマッカーデルです。(中流階級向けの機能的でカジュアルなデザインが特徴)
一方日本では、1945年に第二次世界大戦が終わり、生きていくにも必死だった時期。
ファッションなんて言ってられない!
という戦後で大変な時代にも流行がありました。逆にそんな時代だからこそ独自性のあるファッションが生まれてきたのかもしれません。
それは飛行服姿、半長靴、白いマフラースタイルの「予科練スタイル」と呼ばれるものや「復員兵スタイル」といった軍服スタイル。まさに戦後さながらのスタイルです。
現在もミリタリーは人気があるし、軍服にファッション性を見いだした基本なのかもしれません。
同時に戦後間もなく日本ではアメリカンスタイルが流行します。その人たちのことをアプレゲール(戦後派)と呼びます。
日本のファッションの歴史には流行に乗った若者集団を「~族」と称すことがあります。
有名どころで行くと50年代の「太陽族」や70年代~80年代の「竹の子族」とかでしょうか。(「~族」の起源は1948年「斜陽族」で、太宰治の「斜陽」から出た第二次世界大戦後に没落した上流階級の人たちをそう呼んだみたいです。)
40年代は「アプレ族」が流行。先ほどでてきたアプレゲールのことです。
彼らのファッションはリーゼントにアロハシャツ、サングラスといったアメリカ兵のカジュアルな服装が主流で、いわばアメリカファッションの模倣のような感じですね。
そして1947年には平和の象徴、「ニュールック」をディオールがうちだします。
1947ssディオールのコレクションをマスコミがニュールックと名づけました。その型から8ラインとも呼ばれ、当時の流行になります。
この新しいモードの波が日本に来るのはアメリカを経由してからで、すぐに上陸するわけではなかったみたいです。
これが大まかな40'sの流行ファッションです。戦争が終わった今、大量生産の服が必要となり普及することになる時代というわけです。