ahram onlinより
2017.10.12
※写真はahram onlineよりお借りしました。
スイスのジュネーブ大学教授フィリップ・コロンバート(Philippe Collombert)が指揮するスイス・フランスの発掘チームが、サッカラの墓地で第6王朝のペピ1世の王妃で、ペピ2世の母であるアンクネスペピ2世王女の(Ankhnespepy II -BC2288年〜2224年)、大きな花崗岩製のオベリスクの先端部を発掘しました。
チームは以前、高さが2.5mある古王国時代最大のオベリスクの断片を発掘していました。
発見された部分のサイズは、高さ1.3m、幅1.1m。
推定の高さは5mになり、古王国時代で最大のオベリスクです。
ピラミディオンには金箔か銅板で覆われていた跡があります。
女王のピラミッドコンプレックス(埋葬部)は1998年にサッカラで発見されています。
エジプト考古相のエイマン・アシュマウィー(Eyman Ashmawy)はこのチームがもうすぐ王妃の完全な葬式施設を見つけるだろうと言っています。
詳細が知りたい方はリンク先からスイス・フランスの発掘チームのHPへ(フランス語)
LA MISSION ARCHÉOLOGIQUE FRANCO-SUISSE DE SAQQÂRA(MAFS)
上記のミッションを研究発表した動画もあります。(フランス語)
※4枚の図と写真はMAFSよりお借りしました。
下3枚の写真は発掘現場の地図です。